2014-01-01から1年間の記事一覧
秘密を抱いた青年と一匹の相棒は“最後の旅”にでた現代最強のストーリーテラーによる、青年と猫のロードノベル。 あたたかな光溢れるラストまでどのページにも忘れ難い風景が広がる傑作です!珍しく早いうちに結末が予想できてしまいそれが当たっていたことも…
豊後羽根(ぶんごうね)藩の檀野庄三郎(だんのしょうざぶろう)は不始末を犯し、家老により、切腹と引き替えに向山村(むかいやまむら)に幽閉中の元郡(こおり)奉行戸田秋谷(とだしゅうこく)の元へ遣(つか)わされる。 秋谷は7年前、前藩主の側室との…
日本国憲法は「いのちの泉」のようなもの。 いのちを守るということについて、これほどしっかりとつくられた憲法は世の中のどこにもありません。 人間の根本にかかわることが憲法に書かれています。 この本は、十代のきみたちに日本の憲法をわかりやすく説明す…
Facebookページが原作だそう。 今回はFacebookページには掲載していない新しい絶景も紹介されているとのことです。世界編はまだ読んでいませんが、身近なこちらを手に取りました。 美しい写真の数々・・・パラパラ眺めているだけでとても癒されました。 60の…
母から借りました。 大好きな清川妙さんの本。タイトルの「遺言」は遺書の言葉ではなく、私たちに教えてくれた数々の言葉とのこと。古典は難しい印象がありましたが『徒然草』を授業で習った時、「ずいぶん昔の文章なのになかなか面白いな」と感じたことを覚…
海辺の村の老夫婦にあずけられたアンナは,金色の髪の少女マーニーと出会います。 2人は毎日ひみつの遊びを楽しみますが,村人はだれもマーニーのことを知らないのでした。 ――ふしぎなめぐり合わせを体験した思春期の少女の物語。 巻末に,作者の長女による…
岬の先端に建つ喫茶店を一人で切り盛りしながら、何かを待ち続けるおばあさん。 その喫茶店を訪れる、心に傷を抱えた人々。 彼らの人生は、喫茶店での一期一会によって、変化し始める。初森沢明夫さん。 ずっと気になっていましたが、近々公開予定の映画『ふ…
京都在住・人気ブロガーのライフスタイル本、ついに登場! 親の介護をしながら育ち盛りの3兄弟を育てる千恵さん。 「どうしてこんなに丁寧に、楽しそうに家事ができるの?」という疑問に答える暮らしのヒント集。 常備菜について、手仕事のざるについて、ふ…
「主語ってなんですか?」 「どうして Iのあとareじゃだめなの?」 「aとtheの違い、やっぱりわからない…」 日本語の発想でしか英語をとらえられず、すぐに挫折していた人たちに贈る「英語入門の前に読む入門書」、誕生! 巻き戻しながら、時間をかけて学ぶ…
ノートを書く時間、読む時間、楽しむ時間。 そのすべてが幸せを引き寄せる大切な「ひとり時間」です。 過去・今・これからの自分をもっと愛するための作戦会議を、ノートを書くことで始めてみませんか?大好きな中山庸子さんの本。 夢ノートは毎年作っていま…
大好きなことを仕事に出来たら、どんなにいいだろう。 みなさんの中にも、そんな憧れを抱いている人がきっといると思います。 私も、そんなひとりでした。 子どもの頃から、たくさんの物語を夢中で読んできました。 いつかこんな物語を、自分でも描けるよう…
冷え、むくみ、不眠、エイジングサイン、ストレス……。 40歳を過ぎたら気になってきた、あんなこと、こんなこと。 病院に行くほどでもないけれど、なんとなく毎日ゆううつ。 さらに、40代は親のこと、家族のこと、住まいのこと……など色々と悩みがつきないもの…
真夏の夜、元安川に、人々は色とりどりの灯籠を流す。 光を揺らしながら、遠い海へと流れていく――。 68年前の8月6日。 広島上空で原子爆弾が炸裂した。 そこに暮らしていた人々は、人類が経験したことのない光、熱線、爆風、そして放射能にさらされた。 …
昭和の初め,南九州の離島(遅島)に,人文地理学の研究者,秋野が調査にやって来た。 かつて修験道の霊山があった,山がちで,雪すら降るその島は,自然が豊かで変化に富み,彼は惹きつけられて行く。 50年後,不思議な縁に導かれ,秋野は再び島を訪れる──…
いくつになっても夢がある。 1歳の子どもから100歳のおばあちゃんまで。 100年分の夢の本です。母から借りた本。 少しずつ読みました。 1歳から100歳までの人達が各年齢一人ずつ夢を語ります。自分より若い世代、自分に近い世代、自分の親の世代、もっと上…
平和な6月のムーミン谷に大洪水がおしよせる。 ムーミン一家は、大水をのがれて、流れる一軒の家にうつる。そこは劇場だったので、一家はすばらしい劇をすることになって……。 大洪水に巻き込まれたムーミン谷の物語。 ちょうどこの本を読み終わった後に広島…
石井桃子のことば (とんぼの本)作者: 中川李枝子,松岡享子,若菜晃子,松居直出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/05/23メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見るうさこちゃんも、プーも、ピーターラビットもみんなこの人が教えてくれた。〈おとな…
少女だったローレルは恐ろしい事件を目撃する。 突然現われた見知らぬ男を母が刺し殺したのだ。 男が「やあ、ドロシー、久しぶりだね」と母に声をかけた直後に。 男は母を知っていたし、母も男を知っていた! 彼は誰だったのか ? 国民的女優となったローレ…
絶望と希望を教えてください。 「あの日」から1年。 福島に住み続ける詩人の魂の記録。この日本をいかに生きるか。私は極限にそれを、暗い部屋の中で問われた気がした。 ストレートなメッセージを書き殴り、ツイッターに投稿した。 正気を取り戻すことが出来…
「小さな童話大賞」(毎日新聞社主催)受賞作「いただきます」を含む,人生について考える7つの動物寓話。初安東みきえさん。 このタイトル、一度聞いたら忘れられない強烈なインパクト(笑)「頭のうちどころが悪かった熊の話」「いただきます」「ヘビの恩…
長い冬眠からさめたムーミン谷の愛すべきなかまたちが、海べりの山の頂上で、黒いぼうしをみつける。 だが、それは「魔法のぼうし」だったために、つぎつぎにおかしな大事件が……。巻末エッセイは角野栄子さん。子どもの頃、唯一読んだ覚えがある作品。 今回…
『人生がときめく片づけの魔法』1、2と内容はけっこう重なっていますが、本書はカラー写真が豊富。 たたみ方のプロセス写真の紹介はより分かりやすいし、きれいなお部屋の写真がいっぱいでパラパラ見ているだけで癒されました。 しっかり読んで実践するに…
北海道に住む少女ノリコが、お母さんのお墓の近くで出会った「小さな生き物」。 コロボックルの温かな物語の扉が、再び開く――。 佐藤さとるさんのコロボックルシリーズは6巻あるんですね。 全て読んだわけではないですが、子どもの頃出会った『だれも知らな…
長い尾を光らせた彗星が、地球にやってくるというので、ムーミン谷は大さわぎ。 ムーミントロールは彗星をしらべるためスニフと天文台へ出発しますが……。子どもの頃、『たのしいムーミン一家』(だったはず)を読もうとしたけれど、当時の私には物語の魅力が…
戦争へと向かう不穏な時勢に、翻訳家・村岡花子は、カナダ人宣教師から友情の証として一冊の本を贈られる。 後年『赤毛のアン』のタイトルで世代を超えて愛されることになる名作と花子の運命的な出会いであった。 多くの人に明日への希望がわく物語を届けた…
92歳の今も、執筆や、講演、講座などで活躍する清川妙氏。 ひとり暮らしの元気の秘密は、筋金入りのポジティブ思考と、愛する古典と、大好きな仕事にある。 人生の極意に満ちた宝石箱のようなエッセイ集。 大好きな清川妙さんの本ということで大切にゆっくり…
【主な内容】いま、読みたい絵本/「いのち」をめぐって― 宮沢賢治をてがかりに 中村桂子さんと語る/父を語る― 舟越保武の人と芸術 北川フラムさんとともに/母を語る― 舟越道子という生き方/大編集者マーガレット・マッケルダリー/ゴフスタイン『あなた…
荒俣宏、内田樹(子ども編のみ)、瀬戸内寂聴、坂東眞理子、福岡伸一、藤原和博、茂木健一郎、養老孟司 8人の識者に聞きました。 「子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?」 子どもの頃、必ず一度は考えたことがある疑問。 大人(親)になった今は問いかけ…
清少納言は28歳にして帝の后・中宮定子に仕えることになる。 内裏の雰囲気に馴染めずにいたが、定子に才能を認められていく。 やがて藤原道長と定子一族との政争に巻き込まれ……。 美しくも心震わす清少納言の生涯!著者の時代小説第三弾! 『天地明察』『光…
「手のひらを太陽に」の作詞者でもある戦中派の作者が、自身の風変わりなホップ・ステップ人生を語る。 銀座モダンボーイの修業時代、焼け跡からの出発、長かった無名時代、そしてついに登場するアンパンマン――。 手塚治虫、永六輔、いずみたく、宮城まり子…