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2003年からの読書日記

子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?作者: おおたとしまさ出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2013/06/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見る

荒俣宏内田樹(子ども編のみ)、瀬戸内寂聴坂東眞理子福岡伸一藤原和博茂木健一郎養老孟司 8人の識者に聞きました。


「子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?」
子どもの頃、必ず一度は考えたことがある疑問。
大人(親)になった今は問いかけられる立場になってしまった・・・いざ聞かれたらすぐに答えるのは難しい質問です。
本を読む前に思い浮かんだのは「努力する大切さを学ぶため」「大人になるための基礎基本になる」う〜んいまいち(笑)


子ども編と大人編があり内容はほぼ同じ感じですが、子ども編はより分かりやすく書かれているので小学校高学年くらいからなら子ども自身が読めばいいかも。
小学校4年生の長女も興味があったようで少し読んでみたけれど、難しいと言っていました。
どの方のもよかったですが、特に印象に残ったのは坂東眞理子さん、茂木健一郎さん、養老孟司さんの文章でした。


(読んで共感した部分)
人生ずっと勉強。
勉強はそもそも楽しいもの。
勉強とは山道を登るようなもの・・・苦しさを乗り越えたら面白くなる。


(なるほどと思ったこと)
仲間と支えあう。
未来の子ども達のため。
どうしようもないことをやり過ごすことを学ぶのが勉強。
「勉強したくない」というのが本当のメッセージかも。