2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧
(519) ずっと読みたいと思いながら手に取れなかった本。 この上巻は昭和39年7月〜41年9月までの日記が収められています。 著者の武田百合子さんは大正14年(1925)生まれなので40歳前後に書かれたもの。 一気に読むタイプの本ではないような気がしたので…
(518) 早川書房創立65周年&ハヤカワ文庫40周年記念作品とのこと。 アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞&英国推理作家協会賞最優秀賞スリラー賞受賞。 出版社の内容紹介から。少年ジョニーの人生はある事件を境に一変した。 優しい両親と瓜二つのふたごの…
(517) 子どもの病気についてとても分かりやすく書かれています。 外国の家庭医学書の翻訳本は日本と違う例も多く参考にならないことも多いけれど、これはとてもためになりました。 母親であるアマンダ・ベネットさんとジョン・ガーウッド医師の共著というの…
母が受講している県民文化大学の講座に参加してきました。 母は一度柳田さんの講演を聞いたことがあるとのことで代理出席です。 柳田邦男さんのことはお名前くらいしか知らなかったので紹介文から・・・ノンフィクション作家、評論家。 1972年、NHK記者時代…
(516) 心中をテーマにした小説ということで構えて読み始めました。 登場人物がつながる設定かなと思ったんですが、これは違った。 救われない物語が多く気持ちが暗くなりがちでしたが、最後の「SINK」で少し光が見えた気がしました。「君は夜」は悲しくて切…
(515) 今回の特集は「父へ―娘たちの言い分」 向田和子さんと川本三郎さんの対談、水木悦子さんのインタビュー、黒沢和子さん、星マリナさん、森まゆみさんのエッセイ、千野帽子さんのブックガイドという内容でした。父と娘、色々な形があるんですね・・・ 結…
(514) 何気ない会話調のタイトルがまず秀逸。 一度聞いたら忘れられない印象を残します。 章ごとのタイトルが生徒達の名前というのも面白かったです。 自分と年齢の隔たりが大きい若い作家はギャップがありそうで読むのに勇気が要ったりします。 1989年生…