2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧
「守り人」シリーズや『獣の奏者』、『狐笛のかなた』に登場する美味しそうな料理の数々を再現した写真入りのレシピ集。 上橋さんの書き下ろしエッセイもついていてファンにはたまらない本だと思います。 読者が最も食べたいと思うメニュー、ノギ屋の弁当風…
赤木かん子さんを招いての学校図書館の勉強会があると知り、行ってきました。 先生や司書、読み聞かせサークル、図書館ボランティアの方など45人くらいの方が参加されていたようです。時間になり、かん子さんがピンク色の髪で登場! 読書力アップ!学校図書館…
(470) 2010年本屋大賞を第1位&吉川英治文学新人賞受賞作です。 読み始めてすぐ面白い!と思うことは珍しいのですが、これはまさにそんな作品でした。 囲碁や算術についてはよく分からないものの物語の面白さに助けられ夢中になって楽しめました。主人公…
バンクーバーオリンピックは終わってしまいましたが、フィギュアスケート熱はまだまだ冷めそうにありません。本書は2007年に書かれたもの。 主にトリノオリンピックのことが書かれていましたが、フィギュアスケートの舞台裏が分かりとても面白かったです。 …
2005年に出版された歌集。 8年半ぶりに出されたものだそうです。子ども、家族、恋人のことを詠った短歌344首が収められています。 子育て中なので子どもについての作品が共感できました。 特に印象に残った短歌を5つ選んでみました。 新生児ふかふか眠る焼…
引き出しの中の家 (ノベルズ・エクスプレス)作者: 朽木祥,金子恵出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2010/03/02メディア: 単行本 クリック: 24回この商品を含むブログ (9件) を見る
花明かり、なんて素敵な存在なんでしょう♪ 読んでいて『床下の小人たち』や「コロボックルシリーズ」を想像しました。 「アリスのドア」「チューリップの樹」なんて童心に戻った気分でわくわくしてしまいます。 すごく好きな物語になりました。 物語はもちろ…
特集は「誰もがすなる日記」 興味深かったのは角田光代・川上弘美・山本文緒さんの鼎談「作家が日記をつける時」 角田さんと山本さん対川上さんという感じにも読め面白かったです。 それぞれの話しぶりと小説の世界はつながっているように感じました。 角田…
シェイクスピアの『リチャード三世』の印象が強烈だったので、その真逆をいく本書はとても楽しめました。 主人公は捜査中マンホールに落ち入院生活を送っているグラント警部。 寝たきりで退屈を持て余している彼は友人の女優が持ってきた肖像画の一枚に目を…
シェイクスピア作品は『ロミオとジュリエット』『ハムレット』『マクベス』など耳にしたことがあるものの、ちゃんと読んだことは初めてかも。 次に読む『時の娘』ジョセフィン・テイ著にリチャード三世のことが出てくると聞き、予習のために読みました。 借…
<ベッキーさん>シリーズ第3弾。 「不在の父」「獅子と地下鉄」「鷺と雪」どれもよかったです。 ベッキーさんとの出会いから早三年以上、言葉には出さない部分も多いけれどお互いをよく分かっているなと思いました。 英子の危機を救う場面はヒヤリとしまし…
<ベッキーさん>シリーズ第2弾。前巻から1年後、英子の周りではまだそんなに感じられないものの、時代の暗さが着実に増してきています。 「幻の橋」「想夫恋」「玻璃の天」を収録。 読み進むにつれて謎だったベッキーさんの過去が少しずつ明らかになって…