日本の作家(マ行)
d.hatena.ne.jp はてなダイアリー終了とのこと! はてなブログに移行してからの初記事UPです。 のんびり読書日記ですが、これからもマイペースで更新していこうと思います^^ さて『風が強く吹いている』 初めて読んだのは2008年↑・・・なんと10年経ってま…
「こんにちは、憲法です。70歳になりました。わたしがリストラされるといううわさを耳にしたんですけど、ほんとうですか」そんな科白からはじまる、芸人・松元ヒロ氏のひとり芝居『憲法くん』の舞台を、平和を愛してやまない絵本作家・武田美穂氏が絵本に仕立…
笑いとは何か、人間とは何かを描ききったデビュー小説。 第153回芥川賞受賞。売れない芸人徳永は、熱海の花火大会で、師として仰ぐべき先輩神谷に電撃的に出会った。 そのお笑い哲学に心酔して行動を共にしながら議論を続けるのだが、やがて二人は別の道を歩…
芸人、芥川賞作家・又吉直樹 初の新書 芸人で、芥川賞作家の又吉直樹が、少年期からこれまで読んできた数々の小説を通して、「なぜ本を読むのか」「文学の何がおもしろいのか」「人間とは何か」を考える。また、大ベストセラーとなった芥川賞受賞作『火花』…
宮本輝と吉本ばなな。 世代も作風も異なるふたりの作家の共通点は、「誰かの人生の救いになる小説」を第一義に作品を書き続けていること。 創作・家族・人間関係・生と死──思索が詰まった珠玉の対談集。10代の頃初めて吉本ばななさんの小説を読んですごく好…
震災後の気仙沼で編み物会社を起業! 「地方」だからこそ、できること。 被災地への最大の貢献は仕事を生み出し、生活の循環を取り戻すこと。 マッキンゼーを経てブータンの公務員、そして今度は気仙沼へ。 傷跡がまだ残る現地に単身入った著者が、下宿しな…
ビーズや布、クリスタル、糸で織りなす宇宙。 『幸せな王子』『人魚姫』につづく、清川あさみ絵本シリーズ待望の第三弾は、宮沢賢治による永遠の名作『銀河鉄道の夜』決定版――。『銀河鉄道の夜』は何度か読んでいるものの私にはなかなか難しい。 秋の夜長・…
こんどは、わたし達があなたの言葉をおぼえる結婚に失敗し、職場でも挫折した荒井は生活の為に手話通訳士となる。 徹底した取材のもと、ろう者の社会を描き出した異色ミステリー 手話は若い頃に興味を持ち、地域のサークルで少し習った経験はありますが、現…
岬の先端に建つ喫茶店を一人で切り盛りしながら、何かを待ち続けるおばあさん。 その喫茶店を訪れる、心に傷を抱えた人々。 彼らの人生は、喫茶店での一期一会によって、変化し始める。初森沢明夫さん。 ずっと気になっていましたが、近々公開予定の映画『ふ…
石井桃子のことば (とんぼの本)作者: 中川李枝子,松岡享子,若菜晃子,松居直出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/05/23メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見るうさこちゃんも、プーも、ピーターラビットもみんなこの人が教えてくれた。〈おとな…
戦争へと向かう不穏な時勢に、翻訳家・村岡花子は、カナダ人宣教師から友情の証として一冊の本を贈られる。 後年『赤毛のアン』のタイトルで世代を超えて愛されることになる名作と花子の運命的な出会いであった。 多くの人に明日への希望がわく物語を届けた…
いま,辞書に注がれる視線が熱い。 数多あることばから何を項目として選び,有限のことばでどう説明するのか。 地道な作業ながら,考えようによってはドラマチック。 でも実際,どんなドラマがあるのか,ないのか? 辞書づくりにかかわるあれこれのエピソー…
黒猫工房では、あなたの大切な本を修復いたします――。中学生の瑠璃と美しい造本師が繰り広げる、本を愛する人の不思議な物語! 初村山早紀さん。 タイトルを見てすぐにいせひでこさんの『ルリユールおじさん』を連想しましたが、また違う魅力の素敵な作品。 …
斎藤一人さん好きの母に薦められて読みました。女性が好みそうなかわいいイラスト付きですぐに読めます。 斎藤一人さんの本を何冊か読んでいる人にはおなじみの内容が多いかな。 印象に残った項目。 ・天国言葉 「愛してます」「ついてる」「うれしい」「楽…
以前から空を見るのが好きで(特に青空と白い雲)絵ハガキを集めたりしていました。 普段はもちろん、悲しい時、辛い時にふと空を見上げると癒されて「また頑張ろう」と思えるのが不思議。 この本は世界気象機関による100近い雲の分類をすべて網羅、写真…
天に向かって走る。ただ一途に、光を求め――その牧場には、かけがえのない何かを喪った人たちが集まっていた。傷つき居場所を失った一人の少女が、馬と出会い、その才能を開花させてゆく。ひたむきに生きる人々の間に紡がれるたしかな絆と、命の輝きを描き出…
(552)第144回直木賞受賞作。 やっと図書館から回ってきました。 あらすじです。 小学生の慎一と春也は「ヤドカミ様」なる願い事遊びを考え出す。100円欲しい、いじめっ子をこらしめる――他愛ない儀式はいつしかより切実な願いへと変わり、子供たちのやり…
(539) 5月10日読了。東日本大震災以降、原発についてもっと知りたい気持ちが高まっていました。 まずは前から読みたいと思っていた児童書作品から。 主人公は1986年に起こったチェルノブイリ原子力発電所の事故後に生まれた少女ナージャ。 事故はお隣のウ…
(511) 初道尾作品。 様々なジャンルを書き分ける人気作家というイメージがありなんとなく敬遠していましたが、思い切って読んでよかった!連作短編6つ、どれも巧いですね。 ミステリ初心者なのもあって軽く何度も騙されつつ楽しみながら一気読み。 最初の…
2003年の改訂版で今回初めて読みました。「はじめに」がとてもよかった!旧版の「はじめに」も一緒に載せられていましたが、どちらも著者の気持ちが伝わってきて子ども達には大きな力になると思いました。 職業紹介のページをパラパラ見るのも楽しいけれど、…
以前出版された単行本『子どもこんだて』『子どもレシピ』『子ども元気レシピ』をまとめて改定文庫化したものだそう。朝・昼・晩の一週間+おやつのレシピ、みそ汁のバリエーション、漬け物、季節のおかず、豆、海藻の常備食レシピ、おやつのおすすめ表など…
この感想を読んだファンの皆さん、すみません・・・と謝っておきます(笑) 私がこれまで読んだ数少ない作品の中で一番読みやすく楽しめたんですが、最終的にはすっきりせず。 理由も考えてみましたが、これはもう個人的な好みの問題みたい。 嫌いではないけ…
すごく話題になっている作品と言うことで気になっていました。 図書館で借りようと思ったのですが100人以上の予約が・・・ でも思いがけず母の読書友達から借りることができラッキーでした♪ 持つべきものは読書好きの母! 村上春樹さんの小説はこれまで『ね…
母にすすめられて読みました。「15分間」とあるように文字が大きく行間もかなり開いているのであっという間に読めます。 読書に慣れている人ならもっと早く読めそう。私は10分くらいでした。 CDもついていて(私はまだ聴いてませんが)けっこう面白いらし…
まど・みちおさんの最新書きおろし詩集です。 2009年11月に100歳になられたということでTVでも特集が組まれているのを見ましたが、いつまでもみずみずしい感性を持ち続けているまどさんは素敵だと思いました。 老いを見つめた詩やご自身のアルツハイマー症…
(337) この本は1998年インドのニューデリーで開かれた国際児童図書評議会第26回世界大会においてビデオテープによって上映された皇后美智子様の基調講演を収録したものです。IBBY(International Board on Books for Young People)という団体があるの…
(332) 新日記1冊目はこの本にしました。 娘が赤ちゃんの頃、肌が弱くて一時はアトピーと診断された経験や自分も子どもの頃から肌が少し弱い部分があったことから、体にも環境にも優しい石けんにはずっと関心を持っていました。 洗濯は粉石けんを使うよう…
(328) 映像を先に見てすごくよかったので原作も読んでみました。 これは映画のための書き下ろし作品だそうです。 すらすらあっという間に読めました。映画のキャストが頭に残っているのでそのまま人物を重ねてしまっていました。 でも日本の女性達はもちろん…
(325) 私が子どもの頃から実家の本棚にあった町田貞子さんの本。 それを文庫化したものが発売されたようです。 母に借りて読みました。・食卓の知恵 ・快適な収納作戦 ・衣類の手入れと収納 ・家と住まいの健康管理 ・家庭は家族で築くもの ・家庭管理のア…
(275) 宮沢賢治の作品は教科書で少し習ったくらいでいつかきちんと読んでみたいと思っていました。収録されている作品は下の14編。双子の星 よだかの星 カイロ団長 黄色のトマト ひのきとひなげし シグナルとシグナレス マリブロンと少女 オツベルと象 猫の…