2016-01-01から1年間の記事一覧
山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。 見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。 一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。 やがて二人は夢の中で入れ替わ…
『図書館戦争』『レインツリーの国』『植物図鑑』ほか映像化続々の人気作家・初のエッセイ集! 日々の生きるつれづれ、創作の裏側、大好きな本や映画、敬愛する人びと、ふるさと高知のことなど、デビュー書籍刊行前から現在までに綴った90本超に、それぞれ振…
芸人、芥川賞作家・又吉直樹 初の新書 芸人で、芥川賞作家の又吉直樹が、少年期からこれまで読んできた数々の小説を通して、「なぜ本を読むのか」「文学の何がおもしろいのか」「人間とは何か」を考える。また、大ベストセラーとなった芥川賞受賞作『火花』…
北欧のぬくもりがつたわる、かわいい手仕事 森に囲まれ冬が長い北欧では、家の中で手仕事をする文化が自然と育まれてきました。木彫りの馬に絵付けしたダーラへストや白樺の木で編んだかごなど、今でも受け継がれる民芸品が多くあります。本書では北欧の暮ら…
ヒコは「はち屋」の子供。みつ蜂を養ってはちみつをとり、そのはちみつを売って暮らしている。お父さん、お母さん、そしてみつばちたちと一緒に、全国を転々とする小学生だ。あるとき採蜜を終えたヒコは、巣箱の置いてある草地から、車をとめた道へと向かっ…
違いのわかる大人を目指すなら、 まずはコーヒーのことを知らなきゃ! *** ・いろんな種類があるコーヒー豆のことがわからない。 ・自分の好みの味がわからない。 ・コーヒー豆との正しいつき合い方がわからない。 ・簡単でおいしいコーヒーの淹れ方がわ…
パリのマダムが教える上質な生き方。満足いく食事のために間食しない、ワードローブは10着、ミステリアスになる、教養を高める…当時大学生だったアメリカ人の著者が交換留学生として半年間フランスのパリのお宅で過ごして学んだ暮らしの秘訣を紹介しています…
美人で頼りがいのある椿店長。「乙女」なイケメン立花さん。元ヤン人妻大学生の桜井さん。そして、食べるの大好きアンちゃん。『みつ屋』のみんなに、また会えます。 未来に迷う女子にも、夢に押し潰されそうな男子にも、和菓子はそっと寄りそいます。 ある…
本書は、JBBYの創立40周年を記念し、作家・角野栄子氏を中心に4回にわたって行われた、連続鼎談「子どもの本のこれから――未来への贈りもの」を加筆・再編集しています。1幼年童話──物語がうまれるとき 高楼方子×富安陽子×角野栄子 2絵本・翻訳──世界に通…
ゆるされている。世界と調和している。 それがどんなに素晴らしいことか。 言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。「才能があるから生きていくんじゃない。そんなもの、あったって、なくたって、生きていくんだ。あるのかないのかわからない…
食器洗いからもトイレ掃除からも何人たりとも逃れることはできない! 苦手な〈生活〉をおもしろがろうと著者は試みた。 共感と哀愁を誘う爆笑エッセイ。俳優、歌手、文筆業・・・多方面で活躍している星野源さんのエッセイです。源ちゃん好きなのですが、特…
いまなお、出版を求める声が鳴り止まない長田弘さんが 昨年亡くなる直前まで、11年間書き続けた連載エッセイ145編。 絵本作家、酒井駒子さんの絵とともに1冊にまとめられました。 絵本、童話、児童書、図鑑など、 様々な本を通して、「大きな世界」の広がり…
多すぎる収納は人を不幸にする! モノをたくさん持つことがハッピーなのでない。 少ない愛用品と楽しく暮らすモノ選びのコツタイトルにきっぱり「モノは好き」と書かれているのが正直でいい。 それでも身軽に生きるにはどうしたら?やっぱり、本当に必要かど…
おしゃれに見せるのは、ほんの少しのコツだった「おしゃれの悩み」はなぜ起こる? コーディネートがしっくりこないなど、着こなしに関する、もやもやした疑問。 雑誌や広告だけでなく、個人向けコーディネートサービスでも活躍するスタイリスト・植村美智子…
地震の前日、すみれは遠野くんに「最近忙しかったから、ちょっと息抜きに出かけてくるね」と伝えたらしい。 そして、そのまま行方がわからなくなった――(本文より)すみれが消息を絶ったあの日から三年。 真奈の働くホテルのダイニングバーに現れた、親友の…
ウルグアイでの現地取材によるムヒカ氏の肉声が聞こえるメッセージブック。 生い立ち、大統領になるまでのさまざまな体験など、絵本では語られなかったその「言葉」を通して、その人柄・哲学がよく分かります。 イラストたっぷりで子どもから大人まで読める…
人を好きになることは本当にかなしい。 かなしさのあまりその他のいろんなかなしいことまで知ってしまう。 果てがない――瞬間、私もまた彼に恋をする。 失望も欲望も、あらゆる角度から彼をくり返し発見して、くり返し恋をする。 そして、こういう恋はもう後…
心が躍る、そこはおとぎの国 美しい街並み、伝統が息づく民芸・雑貨、 おしゃれなカフェや文化にふれる 定番だけじゃない見どころ満載の「かわいい」ドイツをご案内! ドイツといえば、ソーセージ、ビール、シュトレン・・・私の頭の中では見事に食べ物ばかり…
日々の暮らしの光景に風物詩としての彩りとアクセントをもたらしてきた果実と花実。 食卓のささやかな悦びと、至福の味の記憶を綴る長田さん最後のエッセイ集とのこと。 果物のイメージで読み始めましたが、果実と花実の両方あって楽しめました。印象的だっ…
三人の物語の秘密が解き明かされる! ? 〈守り人〉シリーズ、『獣の奏者』、『西の善き魔女』、『RDG レッドデータガール』、『一瞬の風になれ』、『シロガラス』… 当代きっての物語の書き手でありまた読み手でもある3人の作家が、 お互いの作品を時にするど…
著者が一人息子との日々をつづったエッセイ。 何気ない日常の中に、驚き、切なさ、温かさ、笑いがあり、子どもがいる人もいない人も、子育て中の人も子育てが終わった人も、楽しめる本。東日本大震災から5年・・・また大きな地震が起きてしまいました。 四…
宮本輝と吉本ばなな。 世代も作風も異なるふたりの作家の共通点は、「誰かの人生の救いになる小説」を第一義に作品を書き続けていること。 創作・家族・人間関係・生と死──思索が詰まった珠玉の対談集。10代の頃初めて吉本ばななさんの小説を読んですごく好…
女を昂奮させない菓子は菓子じゃないスイーツは誰かの心を不意につかんで新しい場所へと羽ばたかせるスイッチ。 下町の洋菓子店を舞台に繰り広げられる鮮烈な六つの物語。初千早茜さん。 以前『魚神』が気になりつつ結局手に取る機会を逃していましたが、今…
NEWS・加藤シゲアキが衝撃の作家デビュー! 芸能界を舞台に“成功と挫折”それぞれの道を歩む、親友同士の儚く切ない人生を描いた青春小説。 話題性抜群のエンタメ・インサイドストーリーが誕生!!加藤シゲアキさんのことは名前をチラリと聞いたことがある…
ひとりで東北を旅行中、私は常磐線の新地駅で被災した。 命からがら津波を逃れ、見知らぬ人の家で夜を明かした次の日、原発事故を知らせる防災無線が飛び込んできた―― 情報も食べ物も東京へ帰るすべもないまま、死を覚悟して福島をさまよった五日間。 若き女…
はじめて生理をむかえる女の子のためのガイドブック。 生理のしくみから困った時の解決法まで、コミック形式でわかりやすく解説。小学3・4年生〜よさそうな内容だったので借りてみました。 1998年初版。 絵は今どきではないものの、特に古さは感じませんで…
女用心棒バルサは、25年ぶりに生まれ故郷に戻ってきた。 おのれの人生のすべてを捨てて自分を守り育ててくれた、養父ジグロの汚名を晴らすために。 短槍に刻まれた模様を頼りに、雪の峰々の底に広がる洞窟を抜けていく彼女を出迎えたのは――。 バルサの帰郷は…
老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。 精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。 建国神話の秘密、先住民の伝承など文化人類…
小川糸さんは日常を大切に生きる達人、だから身近にあるものにこそ、こだわります。 それが「幸せ」の基本だから。 40代になってわかった、一生添い遂げられるものを、時間をかけて探す楽しみ。 心地よい暮らしのために到達した、「少なく贅沢に」というキー…
ある晴れた夏の日、わたしが、湖に浮かべたボートの上で出会ったのは、ふわふわの毛につつまれた、二本足で歩くハリネズミのようなふしぎな生きもの、「ヤービ」でした。梨木さんの新作!そして大好きな児童書ということで期待大♪ 体調が回復してきた頃から…