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女優・石田ゆり子が日々、大切にしているのは、とてもささやかなこと。心地よい空間に身を置く。からだの声をきく。人と比べない。変化を恐れず、切り口は新しく。ユーモアを忘れず、いまを楽しむ……。あたりまえかもしれないけれど、そんなささやかなことの…
Twitterでトレンド入り&のべ10万リツイート以上を獲得し話題となった、大人気ハッシュタグ「#名画で学ぶ主婦業」がついに書籍化! 様々な名画に“主婦あるある”なキャプションをつけ、ツイートする「#名画で学ぶ主婦業」がTwitterで大流行し、話題に。 本書…
一卵性双生児「あっくん」「ゆうくん」を妊娠してから出産、育児までをつづった子育てエッセイマンガです。 妊娠から出産、3歳までの出来事がつづられています。 しんどくてゆかいな育児と表紙にもあったけど、本当にそうだろうなと思います。 一人でも大変…
――2011年3月11日、宮城県石巻市の日本製紙石巻工場は津波に飲みこまれ、完全に機能停止した。製紙工場には「何があっても絶対に紙を供給し続ける」という出版社との約束がある。しかし状況は、従業員の誰もが「工場は死んだ」と口にするほど絶望的だった。に…
d.hatena.ne.jp はてなダイアリー終了とのこと! はてなブログに移行してからの初記事UPです。 のんびり読書日記ですが、これからもマイペースで更新していこうと思います^^ さて『風が強く吹いている』 初めて読んだのは2008年↑・・・なんと10年経ってま…
オーガスト・プルマンはふつうの男の子。 ただし、顔以外は。 生まれつき顔に障害があるオーガストは、はじめて学校に通うことになった。 だが生徒たちはオーガストの顔を見て悲鳴をあげ、じろじろながめ、やがて「病気がうつる」と避けるようになる。 一方…
小国ナスミ、享年43。 宿り、去って、やがてまたやって来る――。 命のまばゆいきらめきを描いた、感動と祝福の物語。以前読んだ『昨夜のカレー、明日のパン』で木皿泉さんに興味を持って以来、新作を楽しみにしていました。 http://d.hatena.ne.jp/lovelypl…
子ども向けに本をつくろうとしたらごまかしがききません。 つまらないとすぐにそっぽを向いてしまいますから。 だから、いい児童書は、無駄をすべて削ぎ落としたうえで、ていねいにつくってあるのです。 児童書は、子どもの気持ちにならないと楽しめない本で…
ビリからペラになったり香さんの英語トレーニング術を初公開! この1冊で、聞く話すコツがつかめる料理研究家 行正り香さんが、高校・大学とアメリカ留学して、0から学んだ英語トレーニング術のコツを伝授。 り香さんが数々の失敗から見出した「声を出して…
塾通いも、習い事も、宿題もなし! それなのにどうしてオランダではかしこい子どもに育つの?オランダの子どもは世界一幸せ――。 ユニセフが実施した子どもの幸福度調査で、オランダは1位になった。 実際、オランダでは、アメリカ、イギリス、日本では信じら…
「エベレスト? 女なんかに登れるもんか」 そんな男の言葉に負けん気を発揮、 女性だけの隊で頂きを目指し、 8848メートルに立った淳子。 山頂から彼女が見たものは――。 女性として世界で初めてエベレスト登頂に成功した田部井淳子さんをモデルに書き上げた小…
マンガでやさしくわかる傾聴作者: 古宮昇,葛城かえで,サノマリナ出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター発売日: 2017/01/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る福祉や医療、教育の現場はもちろん、普段の生活における周囲とのコ…
天才ギタリストの蒔野(38)と通信社記者の洋子(40)。 深く愛し合いながら一緒になることが許されない二人が、再び巡り逢う日はやってくるのか――。以前読んだ著者の『空白を満たしなさい』も読み始めると一気でしたが、この作品もそうでした。恋愛小説はなんと…
大人気の絵本作家・ヨシタケシンスケ最新刊! 「こんな本、あったらいいな」が詰まった、最高に楽しい妄想書店、本日開店!本にまつわる本の専門店「あるかしら書店」うちの近所にもあったらいいのに・・・ 「○○についての本ってあるかしら?」って聞くと、…
いつぶりの再読かなと思ったらなんと9年ぶり! 文庫本で購入してからずっと読み返したいと思っていたけれど、やっと手に取ることができました。 きっかけは長女に夏の読書感想文の宿題の本におすすめしたこと。 なんと海生と長女が同い年になってる・・・月…
俺はまだ、神に愛されているだろうか? ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、 そして音楽を描き切った青春群像小説。 著者渾身、文句なしの最高傑作!直木賞&本屋大賞受賞作。 図書館で予約してだいぶ待ちましたが、順番が回ってきた時「長く待った…
「こんにちは、憲法です。70歳になりました。わたしがリストラされるといううわさを耳にしたんですけど、ほんとうですか」そんな科白からはじまる、芸人・松元ヒロ氏のひとり芝居『憲法くん』の舞台を、平和を愛してやまない絵本作家・武田美穂氏が絵本に仕立…
話題沸騰!小学校6年生が書いた『文房具図鑑』。 文房具マニアの小学校6年生の男子が、夏休みにお母さんに白紙の本をプレゼントされ、書き始めた文房具図鑑。 しかし、小学生と侮るなかれ。 可愛い手描きの中に、文房具の長所も短所も語り尽くした最強解説…
ゆるされている。世界と調和している。 それがどんなに素晴らしいことか。 言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。「才能があるから生きていくんじゃない。そんなもの、あったって、なくたって、生きていくんだ。あるのかないのかわからない…
地震の前日、すみれは遠野くんに「最近忙しかったから、ちょっと息抜きに出かけてくるね」と伝えたらしい。 そして、そのまま行方がわからなくなった――(本文より)すみれが消息を絶ったあの日から三年。 真奈の働くホテルのダイニングバーに現れた、親友の…
ウルグアイでの現地取材によるムヒカ氏の肉声が聞こえるメッセージブック。 生い立ち、大統領になるまでのさまざまな体験など、絵本では語られなかったその「言葉」を通して、その人柄・哲学がよく分かります。 イラストたっぷりで子どもから大人まで読める…
宮本輝と吉本ばなな。 世代も作風も異なるふたりの作家の共通点は、「誰かの人生の救いになる小説」を第一義に作品を書き続けていること。 創作・家族・人間関係・生と死──思索が詰まった珠玉の対談集。10代の頃初めて吉本ばななさんの小説を読んですごく好…
女を昂奮させない菓子は菓子じゃないスイーツは誰かの心を不意につかんで新しい場所へと羽ばたかせるスイッチ。 下町の洋菓子店を舞台に繰り広げられる鮮烈な六つの物語。初千早茜さん。 以前『魚神』が気になりつつ結局手に取る機会を逃していましたが、今…
ひとりで東北を旅行中、私は常磐線の新地駅で被災した。 命からがら津波を逃れ、見知らぬ人の家で夜を明かした次の日、原発事故を知らせる防災無線が飛び込んできた―― 情報も食べ物も東京へ帰るすべもないまま、死を覚悟して福島をさまよった五日間。 若き女…
女用心棒バルサは、25年ぶりに生まれ故郷に戻ってきた。 おのれの人生のすべてを捨てて自分を守り育ててくれた、養父ジグロの汚名を晴らすために。 短槍に刻まれた模様を頼りに、雪の峰々の底に広がる洞窟を抜けていく彼女を出迎えたのは――。 バルサの帰郷は…
震災後の気仙沼で編み物会社を起業! 「地方」だからこそ、できること。 被災地への最大の貢献は仕事を生み出し、生活の循環を取り戻すこと。 マッキンゼーを経てブータンの公務員、そして今度は気仙沼へ。 傷跡がまだ残る現地に単身入った著者が、下宿しな…
ビーズや布、クリスタル、糸で織りなす宇宙。 『幸せな王子』『人魚姫』につづく、清川あさみ絵本シリーズ待望の第三弾は、宮沢賢治による永遠の名作『銀河鉄道の夜』決定版――。『銀河鉄道の夜』は何度か読んでいるものの私にはなかなか難しい。 秋の夜長・…
>『赤毛のアン』『若草物語』『あしながおじさん』『大草原の小さな家』の主人公たちは、決して恵まれていないが、明るくたくましく生きることに一生懸命だ。 「曲がり角の向こうには明るい未来がある」と信じ、なりたい自分に向かって、自分を磨き育ててい…
ラブラドールのハリーと過ごした小学校時代、歴女の第一歩を踏み出した中学時代、単身海外にモデル修業に行った頃、そして、女優として活動を始めたとき…。 NHK連続テレビ小説のヒロインを演じ国民的な女優となった杏が、それまでの人生を、人との出会い…
女三宮の降嫁により、紫の上は源氏との愛にも世の中にも諦念を持つようになりました。 そして、ひとつの密通事件が物語の様相を変えていきます。 不義の子を抱きながら、源氏は晩年になって巡ってきた宿命を思うのでした。 ゆっくりゆっくり、亀の歩みの私で…