日本の作家(カ行)
いつも、誰かに見られている……。 最初は他愛のない都市伝説の筈だった。 しかし、イジメに遭う中学生、周囲から認知症を疑われる老人、ホスピスに入った患者、殺人を犯そうとする中年女性など、人生の危機に面した彼らの前に、突然現れた「それ」が語ったこ…
小国ナスミ、享年43。 宿り、去って、やがてまたやって来る――。 命のまばゆいきらめきを描いた、感動と祝福の物語。以前読んだ『昨夜のカレー、明日のパン』で木皿泉さんに興味を持って以来、新作を楽しみにしていました。 http://d.hatena.ne.jp/lovelypl…
マンガでやさしくわかる傾聴作者: 古宮昇,葛城かえで,サノマリナ出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター発売日: 2017/01/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る福祉や医療、教育の現場はもちろん、普段の生活における周囲とのコ…
新海誠監督公認。 スニーカー文庫だけのオリジナルストーリー!田舎町の女子高校生・三葉と東京に暮らす男子高校生・瀧。 出会うことのない二人が出逢うとき、少女と少年の物語が、いま動き出す。 サブキャラクターたちを掘り下げる、スニーカー文庫だけの特…
本書は、JBBYの創立40周年を記念し、作家・角野栄子氏を中心に4回にわたって行われた、連続鼎談「子どもの本のこれから――未来への贈りもの」を加筆・再編集しています。1幼年童話──物語がうまれるとき 高楼方子×富安陽子×角野栄子 2絵本・翻訳──世界に通…
ウルグアイでの現地取材によるムヒカ氏の肉声が聞こえるメッセージブック。 生い立ち、大統領になるまでのさまざまな体験など、絵本では語られなかったその「言葉」を通して、その人柄・哲学がよく分かります。 イラストたっぷりで子どもから大人まで読める…
心が躍る、そこはおとぎの国 美しい街並み、伝統が息づく民芸・雑貨、 おしゃれなカフェや文化にふれる 定番だけじゃない見どころ満載の「かわいい」ドイツをご案内! ドイツといえば、ソーセージ、ビール、シュトレン・・・私の頭の中では見事に食べ物ばかり…
NEWS・加藤シゲアキが衝撃の作家デビュー! 芸能界を舞台に“成功と挫折”それぞれの道を歩む、親友同士の儚く切ない人生を描いた青春小説。 話題性抜群のエンタメ・インサイドストーリーが誕生!!加藤シゲアキさんのことは名前をチラリと聞いたことがある…
悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのだ――。 7年前、25歳で死んだ一樹。 遺された嫁のテツコと一緒に暮らし続ける一樹の父・ギフとの何気ない日常に鏤められたコトバが心をうつ連作長篇。初木皿泉作品。 夫婦脚本家と知ってから興味がわき、いつか読みたい…
こんまりさんの最新刊。 片づけレッスンの現場で指導してきた108の具体的な片づけノウハウについてイラスト入りで、解説してくれています。 既刊本は全て読みましたが、この本はまさにかゆいところに手が届く内容といった感じ。 かわいくて和めるイラスト入…
>『赤毛のアン』『若草物語』『あしながおじさん』『大草原の小さな家』の主人公たちは、決して恵まれていないが、明るくたくましく生きることに一生懸命だ。 「曲がり角の向こうには明るい未来がある」と信じ、なりたい自分に向かって、自分を磨き育ててい…
著者は自由学園女子部部長で長年教師をされていた方です。我が家は娘二人なのもあり、読んでみました。 これからの女子に必要な4つの力は「率先力」「責任感」「実行力」「やさしさ」とのこと。 これら4つの力の育て方が詳しく書かれていました。男の子と…
映画の撮影で1カ月滞在した、フィンランド。 森と湖の美しい国で出会ったのは、薔薇色の頬をした、シャイだけど暖かい人たちだった??。 旅好きな役者が綴る、笑えて、ジンとくる名エッセイ。 片桐はいりさんのことは、大好きな映画『かもめ食堂』で知って以…
母から借りました。 大好きな清川妙さんの本。タイトルの「遺言」は遺書の言葉ではなく、私たちに教えてくれた数々の言葉とのこと。古典は難しい印象がありましたが『徒然草』を授業で習った時、「ずいぶん昔の文章なのになかなか面白いな」と感じたことを覚…
『人生がときめく片づけの魔法』1、2と内容はけっこう重なっていますが、本書はカラー写真が豊富。 たたみ方のプロセス写真の紹介はより分かりやすいし、きれいなお部屋の写真がいっぱいでパラパラ見ているだけで癒されました。 しっかり読んで実践するに…
92歳の今も、執筆や、講演、講座などで活躍する清川妙氏。 ひとり暮らしの元気の秘密は、筋金入りのポジティブ思考と、愛する古典と、大好きな仕事にある。 人生の極意に満ちた宝石箱のようなエッセイ集。 大好きな清川妙さんの本ということで大切にゆっくり…
こんまりさんの片づけ本第二弾。 『人生がときめく片づけの魔法』は母にプレゼントしてもらって以前洋服→本の片づけまでは一応終了。 それ以降はちょこちょこつまみ食いして片づけては中断しているところでした。 そんな時、図書館で予約していた本書が回っ…
偉業の陰にはソウルメイトがいた。 “奇跡のリンゴ”その後の物語。「強い絆で結ばれた存在同士がソウルメイト」。青森県の1人のリンゴ農家が成し遂げた奇跡を支え続けた仲間たちがいた。妻、娘、親友への思いと、今後の日本の農業への提言。 母経由で借りま…
新聞の書評に載っていて気になった本です。 著者のことは知らなかったのですが、「ダウンタウンのごっつええ感じ」「M-1グランプリ」など数々のヒット番組を担当し、現在は「シャキーン!」や「ダウンタウンDX」のトスポの声まで幅広く活躍中の放送作家…
ひとり立ちした魔女の子キキが、新しい町ではじめた商売は?相棒の黒猫ジジと喜び悲しみを共にしながら、町の人たちに受け入れられるようになるまでの一年をさわやかに描いた物語。 私が子どもの頃は単行本で3巻くらいまで読んだはず。 あとはジブリのアニ…
(614) 手紙は人生を豊かに彩る。 その人の心を磨き、老いを遠ざける。 明るく細やかで、情感豊かな手紙を書いていると、いつまでも若々しくいられる。 91歳の著者がその証明である。 一通の手紙が紡ぎ出す21のストーリーを読めば、あなたも大切に思うあの…
(598)母が読んですごくいいと薦めてくれたので、久しぶりに清川さんの本を手に取りました。 1921年3月20日生まれの著者。 ちょうど感想を書いているこの日が92歳のお誕生日だなんて(おめでとうございます!)すごい偶然にうれしくなりました。 「はじめ…
(595) 原発なき世界を、我々はどう創っていくのか 私たちの生活と地続きとなっている原子力の内実、そしてそこから抜けていく考え方や具体的な方法を、著者自身が取材や対話を通じて出会ったスウェーデンや日本の、具体的事例を交えて伝える。 第一章 ヒバクシ…
(573) ずっと読みたいと思っていた作品。 母も気になっていたそうで、図書館で借り母の後に読みました。74歳のイコさんがある日、バイク・ツーリングに出かける。 目的地は5歳で死別した母の生家。 手がかりは、母が12歳の時の古い写真。 たどり着いたそ…
(564) 今話題のこんまり(近藤麻理恵)さんの本です。 図書館に予約していたもののかなりの予約件数で読めるのはずっと先だと覚悟していました。 思いがけず母が購入していてすぐに読むことができ感謝! 著者は27歳(TVで紹介されていた)とのことでとて…
(549)とても話題になっている本書。 母も読みたいと言っていたので共同購入しました。いまだ終息のめどが立たない福島の原発事故。 報道はずいぶん少なくなっているけれど、著者によれば水蒸気爆発の可能性も消えていなくてまだまだ危機的な状況のよう。 今…
(546) 母から借りました。 著者は1923年生まれで現在87歳。 20年前から信州の伊那谷で一人暮らしをされています。元は児童に向けて書かれたもので、それを年長者向けに編集し直したそうです。 優しく語りかける文章がとても心地よく勇気をたくさんもらいま…
(523) 今話題になっている断捨離の本です。 図書館に予約していたのがやっと回ってきました。 3月に引っ越し予定なのでそれまでに読めてよかった! 「断捨離」という言葉、漢字を見ているだけでなんだか難しそうだと思ってしまいがちですが、もともと断行、…
(512) 母経由で借りた小林正観さんの本3冊目。 著者によれば無敵とは、敵がないこと。闘わないから無敵。 プロローグでは西遊記で有名な三蔵法師(玄奘三蔵)も無敵の人だったと書かれていて興味深く読みました。 前に読んだ本と重なる内容も多かったので…
(504) 母経由で借りた小林正観さんの本2冊目。 著者は2009年10月末〜11月末まで入院されていたそう。 今回のは復帰後第一作目で雑誌に連載されていたものに新規原稿を加えたものとのことです。 前に読んだものと内容が重なる部分も多かったのですが、印象…