2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧
本の虫で容貌のぱっとしないソーネチカは、一九三〇年代にフランスから帰国した反体制的な芸術家ロベルトと結婚し、当局の監視の下で流刑地を移動しながら、貧しくも幸せな生活を送る。 一人娘が連れてきた美少女ヤーシャがあらわれるまでは。 最愛の夫の秘…
悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのだ――。 7年前、25歳で死んだ一樹。 遺された嫁のテツコと一緒に暮らし続ける一樹の父・ギフとの何気ない日常に鏤められたコトバが心をうつ連作長篇。初木皿泉作品。 夫婦脚本家と知ってから興味がわき、いつか読みたい…
小学生までに読んでおきたい文学シリーズの一巻目。(収録作品) 宮沢賢治「猫の事務所」 モーム「詩人」 桂三木助(演)「時そば」 サローヤン「ハリー」 星新一「悪魔」 グリム「ゾッとしたくて旅に出た若者の話」 ペロー「猫の親方あるいは長靴をはいた猫…