2017-01-01から1年間の記事一覧
今、大注目を集める星野源。彼が紡いできた、風景そして心の機微ーー 星野源、エッセイ最新刊!雑誌『ダ・ヴィンチ』で2014年12月号よりスタートした連載に書き下ろしを加えたものだそう。 以前読んだ最初のエッセイ『そして生活はつづく』が面白くてけっこ…
天才ギタリストの蒔野(38)と通信社記者の洋子(40)。 深く愛し合いながら一緒になることが許されない二人が、再び巡り逢う日はやってくるのか――。以前読んだ著者の『空白を満たしなさい』も読み始めると一気でしたが、この作品もそうでした。恋愛小説はなんと…
大人気の絵本作家・ヨシタケシンスケ最新刊! 「こんな本、あったらいいな」が詰まった、最高に楽しい妄想書店、本日開店!本にまつわる本の専門店「あるかしら書店」うちの近所にもあったらいいのに・・・ 「○○についての本ってあるかしら?」って聞くと、…
いつぶりの再読かなと思ったらなんと9年ぶり! 文庫本で購入してからずっと読み返したいと思っていたけれど、やっと手に取ることができました。 きっかけは長女に夏の読書感想文の宿題の本におすすめしたこと。 なんと海生と長女が同い年になってる・・・月…
おしゃれの基本は何を着るか、ではなくどう着るか、です。 普通の服を上手に使って、なぜか素敵に見えるコツ教えます。普通の服を活用するというのがいいなと思って読んでみました。 おしゃれの極意10か条は納得する部分が多かったし、最近きれいな色を取り…
40歳目前、文芸雑誌の副編集長をしている“わたし”。 元来負けず嫌いで、若い頃は曲がったことには否、とかみついた性格だ。だがもちろん肩書きがついてからはそうもいかず、上司と部下の調整役で心を擦り減らすことも多い。 一緒に住んでいた男とは、……3年…
ネットでつぶやく言葉が「深すぎる…」と話題沸騰! 10歳の男の子が書いた自己啓発本!中島芭旺(ばお)くんが10歳の時に出版された本。 2005年生まれなので長女とほとんど変わらない年齢。 モットーは「自分で選択して学習」 「好きな人から学ぶ」 だそうで…
こそあどの森のあちこちの地面から水がわき出した!なぜ? スキッパーたちはふたごのヨットで湖の水の〈出口〉に調査に出かけます……。 こそあどの森の物語、第12巻。 これでシリーズ完結とのこと・・・寂しい。今回も11巻で登場した水の精が出てきます。 で…
俺はまだ、神に愛されているだろうか? ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、 そして音楽を描き切った青春群像小説。 著者渾身、文句なしの最高傑作!直木賞&本屋大賞受賞作。 図書館で予約してだいぶ待ちましたが、順番が回ってきた時「長く待った…
ラブレター、絶縁状、天国からの手紙…。 鎌倉で代書屋を営む鳩子の元には、今日も風変わりな依頼が舞い込む。 伝えられなかった大切な人への想い。 あなたに代わって、お届けします。 代書屋って聞きなじみのない職業でしたが、すごく難しそう。 その人らし…
謎の老人の活躍としくじり。 ストーカー男の闖入。 やがて重なりあう生者と死者の声――古びた洋館に住む女四人の日常は、今日も豊かでかしましい。ざんねんな女たちの現代版『細雪』。『細雪』はずいぶん前に読んで面白かった記憶がありましたが(2010年でし…
「こんにちは、憲法です。70歳になりました。わたしがリストラされるといううわさを耳にしたんですけど、ほんとうですか」そんな科白からはじまる、芸人・松元ヒロ氏のひとり芝居『憲法くん』の舞台を、平和を愛してやまない絵本作家・武田美穂氏が絵本に仕立…
大人も子どもも楽しみながら、命の大切さを学べる図鑑ができました! 「みんな、いつか、死んでしまう」 だからこそ、みんな一生懸命生きていて、いろんなものを大切にできるんだ。そんな想いを込めて、 動物、人、建築物、機械、天体…などなど、 この世のす…
近代小説に造詣の深い、『コーヒーの絵本』の著者で徳島の人気焙煎所アアルトコーヒー庄野雄治が、コーヒーによくあう“すこぶる”面白い短編小説10編を厳選しました。 現代に生きる私たちにこそ響く、至極面白く、とても読みやすい10編です。 コーヒーを飲み…
話題沸騰!小学校6年生が書いた『文房具図鑑』。 文房具マニアの小学校6年生の男子が、夏休みにお母さんに白紙の本をプレゼントされ、書き始めた文房具図鑑。 しかし、小学生と侮るなかれ。 可愛い手描きの中に、文房具の長所も短所も語り尽くした最強解説…
新海誠監督公認。 スニーカー文庫だけのオリジナルストーリー!田舎町の女子高校生・三葉と東京に暮らす男子高校生・瀧。 出会うことのない二人が出逢うとき、少女と少年の物語が、いま動き出す。 サブキャラクターたちを掘り下げる、スニーカー文庫だけの特…
「お金は何のためにあるのか?」 「お金はどうやってお金になるのか?」 このような質問は、いざ聞かれると明確には答えにくいものです。 「本当の経済は、利益重視ではなく、ひとをしあわせにするための手段である」 本書は、経済の本質を、これまでの経済…
あの、おそろしい地震のあった日、萌花ちゃんは、会ったこともない親戚にひきとられるために狐崎の駅を降りました。 そして、たまたま同じ電車に乗ったゆりえさんは、自分の境遇と似た萌花ちゃんから目が離せず、いっしょに駅を降りてしまいました。 ゆりえ…
外国語のなかには、他の言語に訳すときに一言では言い表せないような各国固有の言葉が存在する。 本書は、この「翻訳できない言葉」を世界中から集め、著者の感性豊かな解説と瀟洒なイラストを添えた世界一ユニークな単語集。 言葉の背景にある文化や歴史、…
石井ゆかりさんの占いが好きです。 毎週末に更新される筋トレは必ずチェックしているし、星ダイアリーも愛用しています。本書は雑誌MOEの2013年〜2015年の連載をまとめたものとのこと。 絵本も児童文学も大好きなので楽しみに少しずつ読みました。 未読の…
笑いとは何か、人間とは何かを描ききったデビュー小説。 第153回芥川賞受賞。売れない芸人徳永は、熱海の花火大会で、師として仰ぐべき先輩神谷に電撃的に出会った。 そのお笑い哲学に心酔して行動を共にしながら議論を続けるのだが、やがて二人は別の道を歩…