2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧
母にすすめられて読みました。「15分間」とあるように文字が大きく行間もかなり開いているのであっという間に読めます。 読書に慣れている人ならもっと早く読めそう。私は10分くらいでした。 CDもついていて(私はまだ聴いてませんが)けっこう面白いらし…
>イギリス文壇の偽善的内幕と俗物性を痛烈に暴露風刺したというモームの代表的作品 とのこと。 タイトルからはほんわかした甘い雰囲気の物語かと想像してしまいますが、予想に反して随所に風刺が効いた作品でした。 文豪トマス・ハーディと当代の人気作家ヒ…
今年はたくさん読みたいと思っている詩。また素敵な作品に出合えました。 岸田衿子さんは絵本作品では知っていたんですが、詩も書かれているんですね。タイトルに「ソナチネの木」とあるように音楽に関する詩が多かったです。 読んでいる間優しい音楽が耳の…
まど・みちおさんの最新書きおろし詩集です。 2009年11月に100歳になられたということでTVでも特集が組まれているのを見ましたが、いつまでもみずみずしい感性を持ち続けているまどさんは素敵だと思いました。 老いを見つめた詩やご自身のアルツハイマー症…
手のひらサイズの小さいかわいらしい本、宝物にしたくなります。桑原弘明さんが作り続けているスコープ作品。 小さなものだけれど完成するのに1日も休まずに徹夜を続けて1ヵ月半、複雑なものは3カ月もかかるそう。 だからまだ50個ほどしかできていないと…
ロシア語会議通訳の仕事をしながらこれだけの読書量、書評にまず驚きます。 そして挙げられている本は多岐に渡りただただすごいの一言。 まさに「打ちのめされる」がぴったり。 本にもだけど、米原さんに打ちのめされました・・・ がんの闘病を続けながらギ…
1年遅れで読んでます・・・今年こそ追いつきたい^^; 特集は二つ。沢木耕太郎「旅する力」沢木さんのエッセイと大沢たかおさんとの対談がありました。 『深夜特急』シリーズはずいぶん前に途中挫折しているのですが、また挑戦してみたくなりました。 大沢…
(430) 今年最初に感想をUPする本のタイトルがこれでちょっと複雑ですが(笑) 太宰治作品を読むのは『津軽』に続き2作目。 読者に語りかけてくるような文体だからでしょうか?想像以上に読みやすいのに驚きました。 タイトルに暗示されているように内容…