2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧
(119) 本プロで話題になっていたので早速借りてきました。 ユーモア小説のつもりで読み始めたけれど、イギリスの歴史や地理など様々な要素が盛りだくさんに詰まってました。気鬱に悩む3人の男達が犬とボートで2週間の旅をする話です。 あちこちにちょっと…
(118) 『しゃべれどもしゃべれども』がすごく好きだったので期待して読みました。 雰囲気は全然違う話だったけれど面白く読めました。主人公は出所したばかりのスリ辻牧夫。 牧夫はおかあちゃんと帰る途中、目の前でおかあちゃんの財布を若者グループのスリ…
(117) かなり壮絶で波乱万丈な松子の一生。 すごく気分が重くなりながらもページを繰る手が止められずに読み終わりました。父親がある日突然訪ねてきて、親戚に松子という伯母がいたことを知らされた笙。 松子は殺されたらしく、アパートの部屋の片付けを頼…
(115) 初いしいしんじさん! 本プロでも時々日記がUPされていていつか読みたいと思っていました。 『トリツカレ男』を狙っていたけれど貸し出し中だったのでこれに決定。主人公はねこというあだ名で呼ばれる少年。 楽団員を指導する祖父と一風変わった数学…
(114) とっても印象的なタイトルでずっと気になっていた本です。 アレックス・シアラーさんの名前は知っていたけれど、今まで読む機会がありませんでした。主人公は赤毛でそばかす、ぽっちゃりした女の子カーリー。 ある日、転校生メレディスがやって来て友…
(113) 主人公は短大生の駒子。 ある時、表紙に惹かれて手に取った童話集「ななつのこ」を衝動買いします。 この本が気に入った駒子は、自分の身のまわりで起きた不思議な謎をつづったファンレターを作家に送ります。 すると作家本人から思いがけず返事が届き…
(112) yumirukaさんにおすすめしていただいた本です。 連作短編集で家族や家族にかかわる人が順番に主人公になっています。この本に登場する家族はちょっと変わっていて、隠し事をしないで何でもオープンに話すのを重視してるんだけれど、それぞれがやっぱり…
(111) 京極夏彦さんの『豆腐小僧双六道中ふりだし』を読んでいたけれど、彼の作品は毎回どうしても私には合わず・・・途中断念。 妖怪ものはけっこう好きだから今度こそいけると思ったのに。 それでも頑張って半分くらいは読みました。 難解な文章と漢字がダ…
(110) 『卵の緒』がすごく良かったのでこちらも早速読んでみました。 瀬尾さんが中学校の講師をされているからか、学校の様子とか先生や生徒の感じがリアルに思えました。 実は私も教員養成系の大学に通ったので免許をいくつか持っているのですが、色々な理…