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- 作者: 中川李枝子,松岡享子,若菜晃子,松居直
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/05/23
- メディア: 単行本
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うさこちゃんも、プーも、ピーターラビットもみんなこの人が教えてくれた。
〈おとなになってから 老人になってから あなたを支えてくれるのは 子ども時代の「あなた」です〉。編集者・翻訳家・作家として、戦後の児童文学をいちから築き、自立した女性のさきがけでもあった石井桃子の人生と仕事、そして子供だけでなく大人たちをも勇気づけてくれる、滋味あふれる「ことば」を紹介。撮り下ろし写真多数。
とてもよかった!
素敵な言葉をチェックをしていたけれど・・・到底追いつかないので購入決定です。
編集者、翻訳家、作家として、一生を通じて二百冊以上の子どもの本を世に送り出した石井桃子さん。
本当にすごい方だと思います。
101歳まで生きて最後まで仕事をされていたのも素晴らしいなと思いました。
「いしいももこ」は面白い!その通り。
日本の子ども達、昔子どもだった人達の多くが石井桃子訳のお世話になり、育ってきたのだなと思いました。
カラー写真で紹介されている「石井桃子全著作リスト」は圧巻!
我が家の本棚にあったのは『ビロードうさぎ』『おやすみなさいのほん』『ゆかいなかえる』「うさこちゃん」シリーズのいくつか、『チム・ラビットのぼうけん』『ティッチ』『ちいさなろば』『ちいさなねこ』
図書館で読んだことの作品を含めるともっとたくさんありました。
今年の春、旅先の児童書専門店で出会って購入した『クマのプーさん』『プー横町にたった家』の特装版は大切な宝物です。
じっくり読みたいと思っています。
「ドリトル先生」シリーズ、『たのしい川べ』『小さい牛追い』『牛追いの冬』『世界名作選』『ねずみ女房』『ノンちゃん雲に乗る』『幻の朱い実』も機会を見つけて読みたいです。
『児童文学論』リリアン・H・スミスは、大学時代の課題本で難解だった記憶がありますが、じっくり腰を据えて再挑戦してみたくなりました。
読んだことのあるものは再読の楽しみが待っているし、未読のものはこれから少しずつ楽しめると思うとうれしい。
「石井桃子が出会った人々とことば」「子どもと子どもの本について」のコラムもよかったです。
>本は一生の友だち
本は友だち。一生の友だち。
子ども時代に友だちになる本。
そして大人になって友だちになる本。
本の友だちは一生その人と共にある。
こうして生涯話しあえる本と
出あえた人は、仕あわせである。
東京銀座「教文館子どもの本のみせナルニア国」のために書かれた色紙より
一生の友だちになる本とこれからも出会えますように。