2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧
【2009年】①私のベスト5『獣の奏者』シリーズ 上橋菜穂子著 『心と響き合う読書案内』小川洋子著 『精霊たちの家』イサベル・アジェンデ著 『風の靴』朽木祥著 『ツバメ号とアマゾン号』 アーサー・ランサム著 今年はベスト5にしました。 順位をつけません…
読んだことがない独特な雰囲気がありました。面白い!コブという小さい町に自転車でやってきた料理人のコンラッド。 ヒル家に雇われることになった彼の料理の腕と知識は一流で、あれよあれよという間に実権を握ってしまいます。 途中からは立場が逆転してし…
特集が酒井駒子さん! 図書館で借りて読みました。 おまけにはポストカードブックもついているので購入すればよかったかも。 初めて絵を目にした当時は寂しそうな子どもの表情が好きになれなかったのが本音でした。 でも強い印象がずっと残って忘れられなか…
以前図書館で予約していたのですが、順番が回ってきたものの結局全然読めず。 再度予約して長く待っていたのでした。 震災で孤児になった花を引き取った親戚の淳悟。 この二人の関係を軸に現在から過去へと物語が巻き戻されていきます。 語り手が章ごとに花→…
カレル・チャペックさんは名前だけは耳にしたことがあったのですが、多才な方なんですね。 劇作家であり小説家、エッセイ、旅行記、童話の方面で幅広い活動をされていたそうですが、本書は園芸に関する内容。 園芸家が1年間にすべきことが各月ごとにユーモ…
どこかで耳にしたことがあるタイトルだと思って調べてみたら、「命短し恋せよ乙女」をもじったものだったんですね。ずっと興味があった作家、森見登美彦さん。 これまでは雑誌の短編を読んだくらいなので、今回が初めての小説でした。 >独特の文体と奇想に…
池澤夏樹=個人編集 世界文学全集の一冊、初めて手に取りました。 ずっと読みたいと思っていたシリーズなので楽しみにしていました。 最初は分厚さに恐れおののいていたものの(笑)読み始めると長さも気にならない面白さ。 ゆっくり味わいながら読み進めま…