2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧
児玉清さんが絶賛していたので気になっていた作品。面白かった! 全世界で800万部を突破し、本国のスウェーデンでは人口約900万人にもかかわらず290万部以上を売り上げる大ベストセラーというだけありました。 上巻のカバー紹介文からあらすじを・・・月刊誌…
特集はわたしたちのスポーツ人生。江國香織さん、酒井順子さん、森見登美彦さんなど、スポーツに縁遠そうな(ごめんなさい)イメージの方々の文章が掲載されていて興味深かったです。 近藤史恵さんの「老ビプネンの腹の中」は『サクリファイス』の番外編のよ…
梓崎優(しざき ゆう)さんと読むそう。2008年、短編「砂漠を走る船の道」で第5回ミステリーズ!新人賞を受賞。 受賞作を第1話に据え連作化した本書が単行本デビューとのこと。 サハラ砂漠、スペイン、ロシア、アマゾン、東ティモール・・・雑誌の取材で世…
この作品が書かれたのは1885年、著者が50歳の時です。 最初『トム・ソーヤの冒険』の続編のつもりで書き始められたそう。 父親のところから逃げ出したハックは思いがけず黒人の逃亡奴隷ジムと筏の旅をすることになります。一緒に旅を続けていくうちにジムは…
2010年に出版された子育て歌集です。 雑誌「エデュー」に掲載されたものをまとめたものだそう。 以前読んだ『プーさんの鼻』に収録されていた短歌もありましたが、俵さんの詳しい解説つきなのでより深く味わえました。 特に印象に残った短歌を5つあげておき…
最近母から話を聞いたり、雑誌やテレビなどでお話を見聞きして興味を持っていた細谷亮太さん。 ちょうど幼稚園のお知らせで講演会があると知り参加してきました。 『婦人の友』愛読者会主催ということで託児もあり安心して講演を聞くことができました。 細谷…
三年間失踪中の夫がある夜ふいに帰ってくる。 ただしその身は遠い水底で蟹に喰われたという。 妻は、彼とともに死後の軌跡をさかのぼる旅に出る。 彼岸と此岸をたゆたいつつ、 永久に失われたものへなお手を差し延べる 愛のつよさがあまりに切なく、心が震え…