2004-01-01から1年間の記事一覧
(114) とっても印象的なタイトルでずっと気になっていた本です。 アレックス・シアラーさんの名前は知っていたけれど、今まで読む機会がありませんでした。主人公は赤毛でそばかす、ぽっちゃりした女の子カーリー。 ある日、転校生メレディスがやって来て友…
(113) 主人公は短大生の駒子。 ある時、表紙に惹かれて手に取った童話集「ななつのこ」を衝動買いします。 この本が気に入った駒子は、自分の身のまわりで起きた不思議な謎をつづったファンレターを作家に送ります。 すると作家本人から思いがけず返事が届き…
(112) yumirukaさんにおすすめしていただいた本です。 連作短編集で家族や家族にかかわる人が順番に主人公になっています。この本に登場する家族はちょっと変わっていて、隠し事をしないで何でもオープンに話すのを重視してるんだけれど、それぞれがやっぱり…
(111) 京極夏彦さんの『豆腐小僧双六道中ふりだし』を読んでいたけれど、彼の作品は毎回どうしても私には合わず・・・途中断念。 妖怪ものはけっこう好きだから今度こそいけると思ったのに。 それでも頑張って半分くらいは読みました。 難解な文章と漢字がダ…
(110) 『卵の緒』がすごく良かったのでこちらも早速読んでみました。 瀬尾さんが中学校の講師をされているからか、学校の様子とか先生や生徒の感じがリアルに思えました。 実は私も教員養成系の大学に通ったので免許をいくつか持っているのですが、色々な理…
(109) 本プロでお世話になって約1年3ヶ月。一つの目標にしていた100冊になりました! 自分の感想に色々な方からあたたかいレスをもらえるのが新鮮で、毎日本プロに遊びに来るのが楽しみになっていました。 また自分の知らない本の紹介もしていただき、読…
(107) 江戸の初もの(鰹、白魚、鮭、柿、桜)を織り交ぜた巧い短編集になっています。 『本所深川ふしぎ草紙』でも登場した岡っ引きの茂七が活躍する話です。 今回は糸吉、権三という二人の新たな子分が登場したり、深夜まで営業している謎めいた稲荷寿司屋…
(106) 日本人形のりかさんが活躍するお話「りかさん」と『からくりからくさ』のその後の話「ミケルの庭」が併録されています。リカちゃん人形が欲しかったのに、祖母の勘違いでようこに届いたプレゼントは日本人形のりかさんでした・・・ 『からくりからくさ…
(105) 初の村山作品でした。恋人を兄に取られてしまい失意のどん底にいる祐介。 友達のタカハシに誘われ、信州菅平の宿でアルバイトをすることになります。 そこで出会う園主や瞳子さんなど様々な人と過ごし、厳しい自然での生活を通してゆっくり傷が癒され…
(104) 本プロに登録した頃にこの本がすごく話題になっていたのですが、今回やっと読めました。 児童書に分類されるみたいだけれど大人でも十分楽しめる良書です。主人公はスタンリー・イェルナッツ少年。 イェルナッツ家の人々は代々「まずい時にまずいとこ…
(103) 宮部さんの小説はファンタジーと現代ものばかり読んでいたので、これが初の時代ものでした。 もっと早く読んでればよかった!と思うほどはまりました。 何年か前は時代ものには見向きもしなかったのに、読書って不思議。 宮部さんの時代ものはけっこう…
(102) ちょうど雨が降り続いていた時に読んだので、物語の雰囲気に合っていて楽しめました。 暗くてちょっと重苦しい感じの話だけれど私はけっこう好きでした。取材中に失踪した義兄。 静は彼の恋人という女性と一緒に奈良に向かうことになりますが・・・静…
(100) 初瀬尾さんです。本プロでの評判どおりとっても素敵な小説でした。「卵の緒」「7's blood」が収められています。 どちらも良かったけれど、私は「卵の緒」の方が好みでした。育生は小学生。父親はなく母と暮らしています。 自分はひょっとして捨て子…
(99) 『しゃばけ』の続編。短編が6つ入っています。このシリーズを初めて読んだ時にすごく気に入ったので、続編も読むのがすごく楽しみでした。 あいかわらず若だんなの一太郎は病弱で、妖達はめっぽう甘かったです。でも今回は一太郎の成長が見られまし…
(98) 600ページという分厚い本だったのでかなり腕が疲れました。肩も凝りました(笑) でも長さを感じさせない面白さでした。 これも3部作なんですね・・・最近ファンタジーの長編が多い気がします。 「イギリスでハリーポッターを抜いて1位」と帯にあっ…
(96) 宮部さんのSF?ファンタジー小説です。 テーラという地球とよく似た星で研究施設の大規模な事故が起こります。 実験に利用されていた囚人達50人の肉体から切り離された意識が、抜け穴を通り地球にやって来て悪さをしているというのです。 彼らは肉…
(95) コピーライターの糸井重里さんと、様々な分野の専門家たちの18の対談集です。 川上弘美さんや大橋歩さん、最相葉月さん、みうらじゅんさんなど色々な方がそれぞれのテーマで参加していて楽しめました。食べ物のお話、旅のお話、記憶のお話など色々あ…
(94) かなり分厚くて最初からびびっていましたが、意外とすらすらと読むことができました。 『三月は深き紅の淵を』でこの本のあらすじが少し触れられていたり、『麦の海に沈む果実』でのキャラクター憂理が登場したりと微妙にリンクしていてとても興味深…
(93) 荻原さん、初読ですがもっと早く出会っていたかった! 読み始めるとどんどん惹き込まれて古代の世界にどっぷりつかっていた気がします。 昔の日本ってこんな感じだったのかも。 神話の世界をうまく取り入れていてとっても楽しめました。 もし子どもの…
(92) 中山庸子さんの本で紹介されていたので興味を持ちました。 小人の出てくる話はよくあるけれど、「借り暮らしをする」小人の話は読んだことがなかったので楽しめました。イギリスの古風な家の床下には、人間から必要なものをこっそり借りる小人の家族…
(91) 今月から専業主婦になったので家にいる時間が増えました。 中山庸子さんの本は好きでよく読んでいるけれど、いつも読後に元気をもらえるように思います。 実家の母も好きで何冊か持っているので借りました。(各章の内容) 1章 家の中の意外な空間を…
(90) 以前本プロで紹介されて気になっていた本です。 古本屋で半額になっているのを発見し早速買いました。私は源氏物語をきちんと読んだことがないので、登場人物も光源氏くらいしか印象にありませんが、この漫画は初心者の私でも分かりやすく簡潔にまと…
(89) さだまさしさんは歌手というのは知ってたけど小説も書けるんですね。 どちらも情景や心理を描写する作業だから共通するのかな? 本プロでも評価が高かったので読んでみました。解夏、秋桜、水底の村、サクラサクの4つが収録されています。 読んでい…
(88) 本プロで大人気の三浦しをんさん。 ちょっとあまのじゃくな私だけれど、やっぱり読みたくて借りてきました。エッセイも小説も書いている方なんですね。 違う雰囲気だろうけれど、小説も読んでみたいです。 それにほぼ私と同い年ではないですか!勝手…
(87) 『三月は深き紅の淵を』を読んだ時に皆さんからすすめられて、記憶が薄れないうちに読むことができました。 微妙にリンクしているとはいえ全く別物としても楽しめるお話でした。 各章ごとの絵も素敵でわくわくしながら読めました。>これは、私が古い…
ラッシュライフ (新潮ミステリー倶楽部)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2002/07メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 46回この商品を含むブログ (183件) を見る
(86) 本プロでも高評価だった伊坂作品。 先に『オーデュボンの祈り』を読んでいたのでより楽しめました。 あの彼もちょっと出てくるし、未来の見える○○○も・・・最初は全然関係ないと思われた5つの話がいつの間にか少しずつ繋がっているのが分かり、とて…
(85) 今は夫婦でのアパート暮らしですが、将来家が欲しいなと思うようになってきました。 頭金の貯金もしつつ家の本も読んで研究しようということで・・・最初に目に付いたのがこの本です。 「すでに建ててしまった人は、読まないでください。ショックを受け…
(84) 3月ということで読もうと思っていた本です。 久々の恩田作品、かなり分厚いけれど集中して読めました。これは「三月は深き紅の淵を」という幻の本を巡る4つの独立したようでつながった物語です。 第1章〜第3章はけっこう分かりやすく読めたんだけれ…
(83) アリスシリーズの続編です。 やっと読めました。 6つの話が収められていて今回のテーマは家族になっています。仁木探偵事務所は前回から1年経っています。 仁木はちょっと頼りなく、依頼は相変わらず少なめ。 優秀な助手である安梨沙に頼っている状態…
(79) 図書館に文庫が置いてあったので、とうとう読み始めてしまいました! 全18巻読めるのはいつになるか分からないけれど、ゆっくり読了を目指したいと思います。主人公はデルフィニアを追われ、命を狙われているウォル。 絶体絶命のピンチをリィという異世…