はぴの本棚

2003年からの読書日記

「いい家」が欲しい。作者: 松井修三出版社/メーカー: 創英社発売日: 2002/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る

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今は夫婦でのアパート暮らしですが、将来家が欲しいなと思うようになってきました。
頭金の貯金もしつつ家の本も読んで研究しようということで・・・最初に目に付いたのがこの本です。
「すでに建ててしまった人は、読まないでください。ショックを受けますから!」と呼びかけていたから興味を持ちました。

著者は家作りで大事な選択は三つで
まず構造を何にするか、
次に断熱の方法をどうするか、
それから依頼先をどうするか、だと語っています。

住宅展示場ではインテリアや内装に目を奪われてしまうけれど大事なのは家の「住み心地」というのは本当にそうだと思いました。
いくら見た目がよくても、住み心地が悪くて健康に悪影響を及ぼす家は意味がなくせっかく高いお金を払って家を建てるのに無知な人が多すぎるとも書かれていました。
確かに家は一生ものの買い物で価格もかなり高いけれど、知識は本当に少ないと思いました。

著者は日本の気候に合っているのは外断熱ですすめているんだけれど、今建てられている家のほとんどが内断熱であるそうです。
内断熱の問題点もたくさん挙げられていてびっくりしました。
興味のある人は読んでみたらいいと思いました。
色んな家の本を読んで自分の考えを固めていきたいです。