はぴの本棚

2003年からの読書日記

三月は深き紅の淵を (Mephisto club)作者: 恩田陸出版社/メーカー: 講談社発売日: 1997/07/02メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (27件) を見る

(84)
3月ということで読もうと思っていた本です。
久々の恩田作品、かなり分厚いけれど集中して読めました。

これは「三月は深き紅の淵を」という幻の本を巡る4つの独立したようでつながった物語です。
第1章〜第3章はけっこう分かりやすく読めたんだけれど、最後の「回転木馬」の章は過去・現在、別の話がどんどん替わり?がいっぱいになってしまいました。
でも少しずつ語られる学園の話はかなり興味深く読めました。

この本から『麦の海に沈む果実』『黒と茶の幻想』にどのようにつながってくるのか楽しみです。
あとちょっと関係ないかもしれないけれど、『チョコレート工場の秘密』に惹かれました。
タイトルは知ってたのでぜひ読もうと思います。

                                                                                                                                                              • -

まゆ > 「麦の海に沈む果実」も今の季節にふさわしい物語ですよ。3月中に(それもできるだけ早く)読むことをおすすめします。私は第三章がすごく好きでした。 (2004/03/13 23:03)
EKKO > 私はこの本を読んで恩田さんにハマリました。「回転木馬」のイメージが残っているうちに「麦海」を読むことをおすすめします〜。 (2004/03/14 07:39)
トントン > まゆさん、「麦の海に〜」も今の季節にちょうどいいんですね!私は第1章が好きでした。
EKKOさん、この本は不思議な魅力がありますよね〜
忘れないうちに早く読みたいです。 (2004/03/14 10:06)