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2003年からの読書日記

放浪の戦士〈1〉―デルフィニア戦記 第1部 (中公文庫)作者: 茅田砂胡出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2003/01/01メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 308回この商品を含むブログ (73件) を見る

(79)
図書館に文庫が置いてあったので、とうとう読み始めてしまいました!
全18巻読めるのはいつになるか分からないけれど、ゆっくり読了を目指したいと思います。

主人公はデルフィニアを追われ、命を狙われているウォル。
絶体絶命のピンチをリィという異世界から来たという少年(少女?)に救われ共に旅をすることになります。
リィは少年ですがこの世界に来てから少女の姿になったとのこと・・・

登場人物がみんな魅力的ですぐにはまってしまいました。
長い物語だけどこの面白さがずっと続けばいいと思います。





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すもも > 以前から、気になっていた本ですが、18巻という数に恐れをなし躊躇しておりました。一度ハマると、抜けられなくなるような気がして・・・。トントンさんの日記を拝見して、ますます読みたくなってきました。危険です。どうしましょう(笑) (2004/02/08 16:13)
トントン > すももさん、読み始めたらきっとハマると思います。そして全部読まないと気がすまなくなるでしょう(笑)ウォルとリィ以外にもたくさん登場人物がいてみんな個性的で素敵です。1巻だけでこれだけハマったのはびっくりでした! (2004/02/09 18:24)
たばぞう > 1巻で止まっているたばぞうです(笑)。先日はパロマーさんも一気読みされていましたが、私はロング・スタンスで読みそうです。現在ほぼ毎月、文庫化されていますよね〜。 (2004/02/11 09:18)
トントン > たばぞうさん、私は図書館借りなので一気読みはなかなか難しそうです。ゆっくり読破したいと思います。ずっと気になっていた本だったのですが、パロマーさんの読書日記で火がついてしまいました! (2004/02/11 11:25)


[★★★★]

放浪の戦士〈2〉―デルフィニア戦記 第1部 (中公文庫)

放浪の戦士〈2〉―デルフィニア戦記 第1部 (中公文庫)

(80)
ひょんなことから山賊退治をすることになったウォルとリィ。
何度かピンチに襲われますが、そこで幼なじみのイヴンと再会します。
ドラ将軍と娘のシャーミアンとも合流し、国王軍も徐々に増えていきますが、まだまだ改革派の方が有利で・・・

一度本を開いてしまうと一気読みしてしまうので大変です。
今回も休憩する時間も惜しくてすぐに読んでしまいました。
リィの活躍がまたしても王を救い、希望を与えてくれます。
仲間もどんどん増えてきて面白くなってきました。


[★★★]

放浪の戦士〈3〉―デルフィニア戦記 第1部 (中公文庫)

放浪の戦士〈3〉―デルフィニア戦記 第1部 (中公文庫)

(81)
国王軍は次々と勝利をおさめますが、改革派はウォルの養父フェルナン公爵を利用して卑怯な脅迫をしてきます。
リィとシャーミアンが養父救出に向かうことになるのですが・・・

かなりはまってしまい、またまた一気読み。
なんともやりきれない場面が出てくるのですが、この巻では何度もうるうるしてしまいました。
文庫ではまだ全部発売されてないことに気づいたので、第Ⅰ部を読んだらペースをなるべく落としていこうと思います。


[★★★★]

(82)
今回で第一部完結です。
相変わらずリィとウォルの活躍と掛け合いがとても心地よかった!
王様なのに誰に対しても態度が変わらないウォルに好感が持てました。
リィやイヴンも同じく王であってもそうでないとしても、友人として接するところがよかったです。

前巻で謎だったウォルは王の子かそうでないかも最後に分かります。
最後の方であらゆる事が一気に解決したのですっきりしました。
でも、どんなに不利な状況でも負ける気がしないので、ドキドキ感が少し薄れて残念に思いました。
第Ⅱ部は間を空けてからゆっくり読むつもりです。