荻原規子
三人の物語の秘密が解き明かされる! ? 〈守り人〉シリーズ、『獣の奏者』、『西の善き魔女』、『RDG レッドデータガール』、『一瞬の風になれ』、『シロガラス』… 当代きっての物語の書き手でありまた読み手でもある3人の作家が、 お互いの作品を時にするど…
女三宮の降嫁により、紫の上は源氏との愛にも世の中にも諦念を持つようになりました。 そして、ひとつの密通事件が物語の様相を変えていきます。 不義の子を抱きながら、源氏は晩年になって巡ってきた宿命を思うのでした。 ゆっくりゆっくり、亀の歩みの私で…
紫の上を中心に帖(章)を再構成している新しい源氏物語です。 都に戻った源氏は紫の上と再会を果たします。 明石の君との間に生まれた姫君の入内を進め、並ぶ者のいない栄華を極める中、女三宮という一片の暗雲が物語に影を落としていきます。 少しずつゆっく…
紫の上を中心に帖(章)を再構成している新しい源氏物語です。 死んだ母に似ているという、父の新しい妃に対する思慕。 山里で源氏は、その妃の面影を持つ少女を垣間みます。 紫の上との出会いでした。これまで何度も読みたいと思いつつ読み進められなかった『…
(223) 更級日記を読んでから読むとより楽しめると、ときわ姫さんからお聞きしていたので、まず更科日記から。 図書館で借りたのはいいのですが、脚注だけの本を借りたのがいけなかったのか、難しすぎて数ページでギブアップ(笑) インターネットを渡り歩…
(195) 勾玉三部作の3冊目ですが、他2冊を読んでいなくても十分楽しめると思います。 主人公は坂東の地で双子のように育った同い年の阿高と藤太。 甥と叔父の関係にあたるが、仲良しでどこへ行くのもいつも一緒。 そのため二連と呼ばれ、武蔵の中でも注目…
(179) 荻原規子さんの勾玉三部作の2冊目です。 三部作の中でもとても分厚いので読むのに躊躇しそうですが、最後まで飽きることなく物語の盛り上がりにのせられて夢中で読めました。遠子と小倶那は性格は正反対だけれど幼い頃からずっと一緒。 双子のよう…
(93) 荻原さん、初読ですがもっと早く出会っていたかった! 読み始めるとどんどん惹き込まれて古代の世界にどっぷりつかっていた気がします。 昔の日本ってこんな感じだったのかも。 神話の世界をうまく取り入れていてとっても楽しめました。 もし子どもの…