2006-01-01から1年間の記事一覧
(264) ムーミンシリーズは子どもの頃ちらっと読んだとは思うんですが、アニメの印象が強くて原作はあまり覚えていないかも。 完読まではいかずにいつも読むのをやめていたような気がします。これはそのヤンソンさんが書いた別のお話です。 母を亡くした少女…
(262)(263) シリーズの6巻目です。 前巻の復習をせずに読んでしまいましたが、面白かった! 今回は先が知りたくて、より読むスピードが早かったと思います。 ハリーは精神的に一段と成長していて、力強さを感じました。 爆発しそうな感情をなんとか抑えたり…
(261) 初リンドグレーン作品です。 この本と子どもの頃に出会っていたらなあ・・・と思ってしまいました。 ピッピのキャラクターがすごく魅力的です。 明るくて天真爛漫でものすごく力も(気も)強い女の子。 母は赤ん坊の時に亡くなり、父は航海中に海に投…
(260) ナルニア国シリーズの2巻目です。 夏休みが終わり寄宿舎へ帰る途中でナルニアに戻ってきたきょうだい4人。 彼らを呼んだのは以前スーザン女王がなくした角笛でした。ナルニアでは『ライオンと魔女』の頃からだいぶ時代が下っていて、今ではテルマー…
(259) 文庫版のみについている書き下ろしだけ読むつもりでした。 でも、去年読んだばかりなのにかなり忘れているのに気づき、やっぱり再読。 これがすごくよかった! 一度読んだ時より自分の中に文章がすっと入ってくるような気がしました。ウエスト夫人の生…
(258) チョコと文庫が一つになった企画物。 6人の作家による「殻を脱ぐ」をテーマにした短編集です。クロスロード 鈴木光司 魚になったミジンコ 大石圭 押し入れ 牧野修 チョウになる日 森山東 少女、あるいは自動人形 妻の誕生 北野勇作どの方も今まで未読…
(256)(257) 上下巻&二段組の長編ファンタジー小説なので読むのは時間がかかりましたが、すごく面白かったです! 登場人物がものすごく多いだけでなく愛称でも呼ばれるので、慣れるまでは苦労しましたが、物語に入り込めば大丈夫でした。 それに巻末の付録(…
(255) 以前世間で大ブームになったこの本、やっと母から借りました。著者自身も負け犬とはっきり認めていて、自分を貶めつつ面白おかしく書いているんだけど、なんとなくその他負け犬を上から見ている感じがしてしまいました。 「負け犬」「勝ち犬」という言…
(253) 著者は「夜市」で第12回日本ホラー小説大賞を受賞。 本書がデビュー作だそうです。ホラーは苦手なのでほとんど読まないのですが、あしかさんの感想で興味を持ち予約していました。 本プロでも皆さんけっこう評価が高かったような・・・これ、私にはホ…
(252) 母から借りました。 地域医療のモデル病院の一つとされ注目されている長野県諏訪中央病院の院長鎌田實さんが書かれた本です。 病院の院長が書いたものというと堅苦しいイメージがしますが、この本はそんな感じが全然しないのが驚きでした。 患者さんの…
(251) 本プロでも以前「今月の1冊」に取り上げられて話題になったこの本。 図書館派の私ですが、これは文庫で購入して読みました。色々なものに夢中になるとそればっかり。 まさにトリツカレてしまうという表現がぴったりのジュゼッペ。 街のみんなにも「ト…
(250) 今年の私の目標である名作を読むという課題ですが、やっと1つ読めました。 たしかに精神の緊張を伴う読書も大事ですね。 それにしても長時間かかったし、かなり疲れました。 分厚かったのもあるけれど、読み終わった後の達成感が違う気がしました。で…
(249) ナルニア国物語の1巻目、再読です。 数年前シリーズを読破しようと思いながら、3〜4巻あたりで中断していたのですが、もう記憶も怪しくなっているので最初から読み直すことにしました。戦争のため学者先生の屋敷にお世話になることになった4人のき…
(248) 母から借りました。 美輪さんの本を読むといつも背筋が伸びるような気がします。霊と聞くとただなんとなく怖い思いを抱いていましたが、美輪さんによると霊と人間は、ただ肉体があるか無いかの違いだけであり、霊が怖いということは、<人間が怖い>と…
(247) 恩田陸さんの本を読んだのは久々でしたが、これはものすごく私好みでした。 もう最初の書き出しからぐっと心をつかまれてしまいました。 峰子の語りもまさに昭和初期の感じで、丁寧な言葉遣いからもなんともいえない穏やかな気持ちにさせられました。 …
(246) 3部作完結編です。 今回もかなり分厚いです。 イギリスでは、長く続く戦争と魔術師の支配に市民の反乱も高まっています。 政府内部でもなにやら陰謀の動きが・・・ナサニエルは情報大臣になっていて、政府の中心人物。 権力を欲しているのは相変わ…
(244)(245) 図書館で予約していたのが8ヶ月経ってまわってきました。 久々にミステリーを読んでなかなか楽しめたんですが、私は美術にもキリスト教にも疎いので、面白さが半減かな? 聖杯伝説も知らなかったし、マグダラのマリアも?という感じでした。…
(242) 3部作のシリーズ2作目です。今回の主人公は21世紀のロンドンに住む少女ジョージア。 母の再婚で同居するようになった義兄ラッセルにネチネチといじめられる日々を過ごしています。 そんなジョージアの楽しみは乗馬で唯一の心の支えでした。ある時…
(241) 再読です。 この本、中学生の時に自分の小遣いで買った初めての高額本。(当時2800円でした) すごく思い入れがあります。 今は文庫も出ていますが、この本はやっぱりハードカバーがいいなあと思います。 あかがね色の絹張りの表紙を見るとわくわく…
(240) 最近苦手意識がなくなってきたので海外小説を読む機会が増えました。 クレストブックスのシリーズは装丁も素敵だし、内容も気になるものが多く、いくつかチェックしています。ペンギンがペットという物語、読み始める前からわくわくしました。売れな…
(239) 大海赫(おおうみあかし)さんと読むんですね。 『メキメキえんぴつ』『ビビを見た!』などの感想が本プロで立て続けにUPされた時、気になってはいたんですが、かなり怖そうなイメージだったので、読むのを迷っていました。 でも、最近図書館で呼…
(237) 山本ふみこさんのエッセイです。以前読んだのもよかったけれど、こちらも気に入りました。 日々の暮らしを大切にしている様子が伝わってきます。 文章もいい感じで力が抜けていてそれがまた素敵です。 ところどころ描かれているイラストもかわいいし…
(236) 再読です。たぶん初めての時は出版されてすぐくらいに読んだはず。 5〜6年ぶりなのでどんな物語だったのかほとんど忘れていて、新鮮な気持ちで読むことができました。 以前は翻訳の小説もあまり読まなかった頃なので、難しいという思いばかりあり…
(234) 最近不思議な話を続けて熱心に読んでいたので、ちょっとぼーっとしてる感じです。梨木さんの本をあまり熱心に読んでいるので、夫には「どんな本読んでるの?」と聞かれ、私「ぬか床から人が生まれる話・・・」と一応説明。 夫「・・・ぬか床から人は…
(233) ぬか床から人が生まれる話と聞いたので、ホラーっぽいのかなと思っていたけれど、そこはさすが梨木さん! ちょっと不気味な部分はあったけれど、ただのおどろおどろしい話ではなかったです。 でもちょっとこれからはぬか漬けを食べる時、ふとこの話…
(231) 以前何度か読もうとして断念してきたこの有名な児童書。 やっと完読することができました。 『星の王子さま』同様、淡々とした感じが苦手だったのかな? 特に大きな事件もなく、(プーたちにとっては大事件でしょうが)ほんわかとした雰囲気でずっと…
(230) 母から借りました。初重松さんです。 この作品で直木賞に選ばれたのはなんとなく知っていましたが、その当時は全然重松さんの名前を知らなかった私です。 本プロで重松さんの波が来ている今、読めてよかったと思います。収められている短編は7つ。…
(229) 池澤夏樹新訳版です。 『星の王子さま』は子どもの頃から実家にあって、(内藤濯訳)これまで読もう読もうと思いつつ、途中断念ばかりでした。 たしかウワバミのところを読んだところくらいでやめていたような(笑) 子ども心に単調な感じがしたのと…