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2003年からの読書日記

ライオンと魔女―ナルニア国ものがたり〈1〉 (岩波少年文庫)作者: C.S.ルイス,ポーリン・ベインズ,C.S. Lewis,瀬田貞二出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2000/06/16メディア: ペーパーバック クリック: 36回この商品を含むブログ (179件) を見る

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ナルニア国物語の1巻目、再読です。
数年前シリーズを読破しようと思いながら、3〜4巻あたりで中断していたのですが、もう記憶も怪しくなっているので最初から読み直すことにしました。

戦争のため学者先生の屋敷にお世話になることになった4人のきょうだい。
ある日衣装だんすが別世界につながっていることが分かります。
そこは白い魔女のせいで、ずっと冬のままだったナルニア国でした・・・

衣装だんすから別世界に行くという設定がやっぱり素敵♪
子どもの頃に読んだならきっとたんすの中をじっと覗いたり、ドアを閉めはせずとも実際に入って確かめたりしそうです。
タムナスさんやビーバー夫婦、ライオンのアスラン白い魔女など、脇を固める登場人物もすごく特徴があって楽しめました。

でも、逆に子ども達にあまり印象がなかったのが残念。
一番エドマンドが子どもらしいなあと思ったけれど、かなり意地悪でへそまがりな悪い男の子という設定になっていて、途中魔女に騙されて徹底的に痛めつけられるのはかわいそうでした。

あとエドマンドが魅了されるプリンが登場しますが、本当はターキシュ・ディライトというお菓子だそうです。
プリンと訳されているだけで印象が大きく違うと思いました。

それと以前は感じなかったけれど、あとがきを読んでこの物語はキリスト教との関係が深いと分かりました。
私はキリスト教に詳しくないので、あまりよく分からず楽しんでいましたが、アスランがキリストになぞらえているのだけはなんとなく感じました。
でも今後もそれはあまり気にしないで物語を楽しみたいと思います。

図書館本なので、シリーズを短期間に続けて読むのは難しそうだけれど、なんとか今年中にはシリーズ全部を読破したいです。

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ぱせり > 大学生だった時、この本に出会ったことがきっかけで児童書に夢中になってしまいました。
ターキシュ・ディライト!どんなお菓子なんでしょうねえ。見てみたい、いや食べてみたいです。 (2006/04/25 16:30)
キイロイトリ > こんばんは。この前ようやく映画を見たのですが、迫力があっておもしろかったです。衣装だんすから別世界って素敵ですよね。まだこの巻しか読んでないですが、子どもの頃に出会いたかったと思いました。(二重送信しちゃったので消してまた送信しました。) (2006/04/25 19:54)
トントン > ぱせりさんは大学生の時にこの本と出会ったんですね♪私はもっと後だったんですがその時は中断してしまって、今回また挑戦です。ターキシュ・ディライト、プリンとは全然違う感じですよね。私も食べてみたいです^^
キイロイトリさん、こんばんは。映画、すごくうらやましいです。きっと大迫力だったんでしょうね♪私もぜひビデオでは見てみたいです。衣装だんすから別世界ってとっても素敵ですよね。このシリーズと子どもの頃出会っていたらどうだったのかなとちょっと残念に思います。でも今読めるのもすごく楽しいんですよね♪ (2006/04/25 22:40)
ケイ > こんにちは。読まれたんですね。この一巻がやっぱり一番おもしろいかしら。。私はこの続きも好きです。ゆっくり読んでみてくださいね。間をおいても、それぞれに楽しめますから。またね♪おかしはいつもおいしそう。。 (2006/05/01 10:51)
トントン > ケイさん、こんにちは♪以前中断していたので再読になるんんですが、けっこう記憶が薄れていてちょうどよかったです。続きは図書館の予約待ちなのでゆっくり楽しんでいきますね!そうそうお菓子、おいしそうだなと思います。本に登場するお菓子っておいしそうですよね^^ (2006/05/02 15:07)
すもも > ターキッシュ・デライト、映画で初めて知りました。
トントンさんのおっしゃるとおり、邦訳のプリンとは、まったく別物でしたね。でも洋服ダンスのシーンはイメージどおりでうれしかったです。ナルニアでは「朝びらき丸陽東の海へ」「馬と少年」が好きです。 (2006/05/05 14:03)
トントン > すももさん、こんばんは♪やっぱりプリンとは別物だったんですね。洋服ダンスのシーンも気になります^^ビデオ化まで楽しみにしておきますね。「朝びらき丸〜」「馬と少年」も読むのが待ち遠しいです。 (2006/05/05 19:11)