はぴの本棚

2003年からの読書日記

(258)
チョコと文庫が一つになった企画物。
6人の作家による「殻を脱ぐ」をテーマにした短編集です。

クロスロード 鈴木光司
魚になったミジンコ 大石圭
押し入れ 牧野修
チョウになる日 森山東
少女、あるいは自動人形
妻の誕生 北野勇作

どの方も今まで未読だったのはホラーを中心に書かれている人が多かったから。
本プロで感想を書くようになって、読む本の幅は広がったけれどホラーはこれからもほとんど読まないと思うので、こういう企画がないと出会わなかったんでしょうね。

不気味だったのは「少女、あるいは自動人形」
最初はあれ?あれ?と思っていたのに最後にちょっと寒くなりました。
いいなあと思ったのは「チョウになる日」「妻の誕生」
両方とも不思議なんだけどほのぼのとしている雰囲気が好きでした。

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北原杏子 > 私もトントンさんと同じ二つがよかったです。こういう企画はいいですね、普段読んだことのない作家にも手軽に手をだせて。またこういう本があるといいですね。 (2006/06/13 23:54)
トントン > 北原杏子さんと同じなんてなんだかうれしいです^^全員未読の方だったのですごく楽しめました。こういう企画ものがないときっと読まなかったでしょうから。色んな作家に触れる経験ができるのはすごくいいなと思いました。 (2006/06/14 14:51)