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2003年からの読書日記

小説 君の名は。 (角川文庫)作者: 新海誠出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー発売日: 2016/06/18メディア: 文庫この商品を含むブログ (53件) を見る

山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。
見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。
一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。
やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づくが――。
出会うことのない二人の出逢いから、運命の歯車が動き出す。
長編アニメーション『君の名は。』の、新海誠監督みずから執筆した原作小説。

一人で映画を観るのが好きな私ですが、これは一度観た後、若い長女にこそぜひ観てほしいと思った作品でした。
先日一緒に行きましたが、気に入ったようでよかったです。

映画の後、小説を読みました。
どちらもそれぞれのよさがありました。
小説では、映画だけでは分からなかった物語の背景だったり、三葉や瀧の内面がよく理解できた気がします。

記憶の不思議、命のはかなさを感じて辛い気持ちになったり、学生時代の友情や恋に青春っていいなと懐かしくなったり(笑)

自分の人生を大切に生き切りたいと思えた映画と読書でした。