はぴの本棚

2003年からの読書日記

すぐそこのたからもの作者: よしもとばなな,華鼓出版社/メーカー: 文化出版局発売日: 2011/06/25メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 10回この商品を含むブログ (12件) を見る

著者が一人息子との日々をつづったエッセイ。
何気ない日常の中に、驚き、切なさ、温かさ、笑いがあり、子どもがいる人もいない人も、子育て中の人も子育てが終わった人も、楽しめる本。

東日本大震災から5年・・・また大きな地震が起きてしまいました。
四国に住んでいる私ですが、このたびの熊本県、九州地方の地震被害には胸が痛い気持ちでいっぱいです。
余震が早く落ち着いてくれるよう祈っています。
今後、また日本のどこで大きな地震が起こってもおかしくない。
怖いけれど自分にできる備えと支援をしていきたいと思います。


読書大好きでもこういう時はなかなか本が読めないですが、よしもとばななさんのこのエッセイは大丈夫でした。
やわらかい雰囲気の華鼓さんの絵もエッセイにぴったりで素敵でした。

寝る前に少しずつ読んであたたかい気持ちになりました。

チビちゃん、かわいいな♪
うちは女の子を育てる経験しかできなかったけれど、男の子を育てるのも(大変そうだけど)いいなと思いました。

どれもよかったけれど、特に「しみこみ」がお気に入り!

あっという間に過ぎてしまう「たからもの」の日々。
エッセイを一つ読み終わるごとに癒されて微笑んでいる私がいました。
日々、大切に生きていこうと改めて思いました。