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2003年からの読書日記

暮し上手の家事ノート (知的生きかた文庫)作者: 町田貞子出版社/メーカー: 三笠書房発売日: 1995/03メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 37回この商品を含むブログ (20件) を見る

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私が子どもの頃から実家の本棚にあった町田貞子さんの本。
それを文庫化したものが発売されたようです。
母に借りて読みました。

・食卓の知恵
・快適な収納作戦
・衣類の手入れと収納
・家と住まいの健康管理
・家庭は家族で築くもの
・家庭管理のアイディア

と大きく分かれていますがどれも読んでなるほどと思うものばかり。
読んでいるうちに付箋だらけになってしまいました。
ちょっとした工夫だったり、生活の知恵がたくさん詰まっています。

著者は1911年生まれ、祖母にものを片づける大切さと心の通うしまい方を教えてもらったそうです。
関東大震災を経験した時の父からの言葉、結婚して経験した9回の引越しで町田式整理学は作られていきました。
「暮し方の原形さえきまれば、入れものである家や生活状態が変化しても、生きる姿勢はかわらないと思います」
という言葉はとても力強く主婦として長年生きてきた経験を物語っているように感じました。

この本を読んで大事だと思ったのは我が家を知るということ。

たとえば収納・・・それぞれの家庭での適量があるように、必要なものやいらないものはお家ごとに違うんですよね。
我が家の実態をよく考えて計画を立てていくことが大事だと思いました。

あとは「年数回の大掃除」より「気づいたときのひと拭き」の大切さ。
気づいた時こまめに掃除するのは手間かもしれないけれど、結局後々楽になることだということ。
いつも慌てて大掃除するはめになり反省する私ですが、これを少しでも実践していきたいです。

家計簿の話も興味深く読みました。
今はパソコンでなんとなくつけていますが、ちゃんと書いてつけてみようかなと思いました。

年月や時代を経ても通じる部分(変わらない部分)があるんですね。
暮らし上手、憧れです。
続編も出ているようなのでぜひ読みたいと思いました。

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ほっそ > トントンさん、300冊達成おめでとうございます(^_^)
「家事」は学校で教わらないので、こういう伝承って大切だと思います。私自身、整理整頓はいまだに苦手ですが、物を捨てることが最近心地良くなりました。 (2007/07/18 08:44)
トントン > ほっそさん、ありがとうございます!ずっと覚えてたのに日記をUPする時300冊というのが頭から抜け落ちてました(笑)「家事」の本、いいですよね。少しずつ読んでますが町田さんの本はとても読みやすくて実行に移してみようと思うものが多かったです。整理整頓、私もやっぱり苦手です・・・ (2007/07/18 14:36)