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2003年からの読書日記

かもめ食堂作者: 群ようこ出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2006/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログ (240件) を見る

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映像を先に見てすごくよかったので原作も読んでみました。
これは映画のための書き下ろし作品だそうです。
すらすらあっという間に読めました。

映画のキャストが頭に残っているのでそのまま人物を重ねてしまっていました。
でも日本の女性達はもちろん他の登場人物たちも役柄に合っていて違和感がなかったです。

サチエがフィンランドに来た理由が映像ではあまり分からなかった覚えがあるけれど、本ではちゃんと書かれてあって納得できました。
あと「かもめ食堂」がこっそり「こども食堂」と呼ばれていたのも可笑しかったです。

サチエの父の「人生すべて修行」という言葉や「おにぎりは人に作ってもらったものを食べるのがいちばんうまいんだ」という言葉はなんともいえない味があっていいなと思いました。
父の作ってくれたおにぎりはサチエのあったかい思い出で、かもめ食堂でおにぎりを大切に思う大きな理由なんでしょうね。

サチエもミドリもマサコもそれぞれ違う目的でフィンランドに来てしまったけれど、お互い出会えたことから少しずついい方向に進みだした感じがしました。
皆それぞれ深刻だったり、抱えているものがあるのに重い感じがしなかったのは不思議でした。
これはフィンランドの持つのんびりした空気感のせいでしょうか?

映画の雰囲気がとても素敵だったのでまたDVDをのんびり見たくなりました。
おにぎりやシナモンロール、お料理がとても美味しそうだったのも思い出しました。

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じょせ > トントンさん、こんにちは。
映画のかもめ食堂は本当にのんびりしていて、日本の食堂の良さがすごく出ていて素敵だなと思いました。 (2007/07/28 17:18)
さくら > 私も映画がすごく好きだったので、先日DVDで購入して、昨日見たばかりです。本も読もうかな〜と悩み中。やっぱり良さそうですね。
お料理どれも美味しそうでしたよね!触発されてシナモンロール今日作ってしまいました〜 (2007/07/28 18:11)
こん > 映画をみる前に本を読みましたが、キャストは知っていたんで私も重ねてしまいました。この映画はとにかくお腹が(ぐ〜)となる作品ですね。 (2007/07/29 11:15)
トントン > じょせさん、こんにちは♪私はDVDで観たんですが、よかったですね。映画館だったらもっと素敵だっただろうなと思いました。フィンランドにあるお店なのに日本のあったかい食堂の雰囲気もちゃんとありましたね。
>さくらさん、こんにちは♪DVD購入されたんですね^^うらやましいです。ふふ、私も観た後すぐシナモンロール作っちゃいましたよ♪
>こんさんは本から先に読まれたんですね。私は映像からだったので思いっきりキャストを重ねてしまいました。そうそう、物語はもちろん素敵なんですが、美味しそうなものがいっぱいでお腹が空いちゃいますよね。 (2007/07/29 14:46)
まゆ > トントンさん、読まれましたね〜。映画のために書かれた本なので、あて書きされている部分もありますが、小説は小説でよいと思うのです。サチエと父親とのやりとりとか、群ようこらしい雰囲気で好きでした。 (2007/07/29 22:41)
トントン > まゆさん、映画のために書かれた本だからか映像では省略さされている部分はあったけれど、違和感はほとんどなかったように思いました。群ようこさんの作品は未読のものばかりなので、また他のも読みたくなりました。 (2007/07/30 15:23)
chii > こんばんは、この本は、ほんわかする内容でしたね。私もフィンランドの人に会いたくなりました。 (2007/07/31 21:38)
トントン > chiiさん、おはようございます♪日本とはまた違うフィンランドの空気が流れてましたよね。私はいつかフィンランドを旅してみたいなと思ってしまいました。 (2007/08/02 05:47)