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2003年からの読書日記

見てる、知ってる、考えてる作者: 中島芭旺出版社/メーカー: サンマーク出版発売日: 2016/08/22メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (3件) を見る

ネットでつぶやく言葉が「深すぎる…」と話題沸騰!
10歳の男の子が書いた自己啓発本

中島芭旺(ばお)くんが10歳の時に出版された本。
2005年生まれなので長女とほとんど変わらない年齢。
モットーは「自分で選択して学習」 「好きな人から学ぶ」 だそうです。
小さなからだの哲学者と呼ばれているというのも読んで納得。

ばおくんにとって、不登校の経験がかなり大きかったのかもしれません。
文章を書くことで自分の気持ちを整理し、辛い時期を乗り越えようとしていたのかなと思いました。

印象に残った文章を挙げておきます。


36
信じる。
信じれば、
それが現実になる。


54
やっぱり僕に出来ることは
僕であること。

僕にしか出来ないこと。
それを夢中でやる。

僕は誰かにはなれない。
誰かは僕にはなれない。


58
自分がその人を覚えている限りは、
ずっと近くにいる。
離れていても、
離れていない。

物理的に距離があっても、
精神的には距離はない。