はぴの本棚

2003年からの読書日記

いのちの車窓から作者: 星野源出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2017/03/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (13件) を見る

今、大注目を集める星野源。彼が紡いできた、風景そして心の機微ーー
星野源、エッセイ最新刊!

雑誌『ダ・ヴィンチ』で2014年12月号よりスタートした連載に書き下ろしを加えたものだそう。
以前読んだ最初のエッセイ『そして生活はつづく』が面白くてけっこう笑ったのを覚えています。

源ちゃんのエッセイを読んだのはまだ2冊目ですが、今回は隣で話を聞かせてもらっているような不思議な感じ。
とても自然体だなと思いました。
ドラマの話、音楽の話、俳優さん達との交流など多忙な日々を送っていた時期ならではの盛りだくさんの内容でした。
「武道館とおじさん」「人見知り」「ひとりではないということ」が特に好きでした。

文筆業は欠点を克服する為に始めたとのことですが、すごく努力されたはず。
ありのままを書くって実は相当難しいと思います。

まだまだ「文章のうまい人」になるべく書き続けていくんでしょうね。
今後のエッセイがますます楽しみになりました。
とてもよかったです。