江國香織
(542) 今年長女が小学校入学したこともあり、タイムリーでした。 といっても小学一年生でなくても楽しめる内容です。雑誌「小学一年生」に連載(2009年4月号〜2011年3月号)されたものの書籍化。 25作品。 江國香織さんの伸びやかな詩、とてもいいなと思い…
(532) 不思議なタイトルだと思いましたが、読み終わるとこれがまさにぴったりで・・・すごくよかった! 三世代にわたる「風変わりな一族」の物語 東京・神谷町の洋館に暮らす柳島家は、ロシア人の祖母、変わった教育方針、四人の子供のうち二人が父か母が…
(522) NHKの番組、プレミアム8<文化・芸術>「“愛と胃袋”」を見てから原作を読みました。 直木賞作家の4人が旅した地域をモチーフに短編小説を書き、ドラマ化するという面白い試み! 映像を見てからちょっと間が空いたのでいい具合に忘れていて楽し…
(148) 江國さんが好きな絵本を紹介した35編のエッセイです。 五味太郎さん、山本容子さんとの対談も収録されています。センダック、ブルーナ、ポターなどおなじみの絵本もあったし、知っていても読んだことのないもの(バーバラ・クーニー、ピーター・スピア…
(62) アル中の妻とホモの夫の話と聞いていたのでかなり覚悟して読んだのですが(笑)さすが江國さん、なんだか普通の恋愛小説のようにさらっと読めてしまいました。 切ないけどあったかくて透明感がある感じ。 章ごとに夫と妻の視点が交代するのもけっこう好…
(54) 10の短編が収められています。 江國さんのあとがきによると「愛にだけは躊躇わない、あるいは躊躇わなかった女たちの物語」です。 さらさらとして読みやすい文章で一気に読めましたが、なぜだろう・・・私にとっては好きではない話が多かったです。そん…
(12) 江國作品の中では結構好きな話かも。 果歩と静枝のそれぞれの恋愛と二人の友情を描いた話で、しょっちゅう場面が入れ替わるんだけれど慣れたらさらさら読めました。私は恋愛というよりは友情ものという印象を持ちました。 果歩が過去にずっととらわれて…
(3) 江國さんの本は何冊か読んでいるけれど、これはかなり変わった家族の物語でした。 普通じゃありえない・・・と思ってしまうことが多くいまいち入り込めませんでした。すごく家族が仲良しで、長女が離婚して戻ってきても喜んでいるのがまず不思議。 長女…