アーシュラ・K・ル=グウィン
(346) ゲド戦記、とうとう最終巻になりました。 ここまで読んできて本当によかった! ぐいぐい引っ張られて最後はほ〜っと満足のため息が出た感じでしょうか。 (読み終わった後はまさに訳者の清水さんの気持ちと全く一緒でした) 1巻から考えるとどの巻…
(345) ゲド戦記の旅も残すところあと2冊となりました。 今回迷ったのは読む順番。 邦訳の刊行順だと『アースシーの風』→『外伝』なのですが、原書では『外伝』が先に出版されたのでどうしようかと考えていました。 『外伝』のまえがきをちらっと読むと『…
(343) シリーズ4巻目。 前巻『さいはての島へ』が出版されてから16年経って出た本書。 発売からずっと追いかけてきたファンにとっては待ち遠しかったでしょうね。 私は完結している今連続して読めるのでとてもありがたいなと思います。この巻は女性について…
(342) 前巻からまた長い時代を経てゲドは大賢人となって登場します。 エレス・アクベの腕輪がつながってからずっと平和が続いてきたアースシーですが、ついに変化が訪れ悪い知らせがあちこちからもたらされるようになります。 他の地と同様、災いの兆しを伝…
(340) 『影との戦い』から数年後、今回はゲドも登場しますがちょっと脇役っぽい感じ。 主人公は初めて登場する少女テナーだと思います。彼女は5歳の時、大巫女の生まれ変わりとしてアチュアンの墓所に連れてこられます。 そこは名なき者たち(闇の力)が…
(339) 今年読みたいと目標にしていたシリーズです。 年末近くになってやっと手に取ることができました。 実は5年ほど前一度読み始めたことがあったんですが、暗いトーンで進む物語に馴染めないまま途中断念していて今回もそうだったらと少し不安でした。 …