高楼方子
(338) 三つ葉のクローバーのように心を結び合う、まゆ子・アミ・テト。三人の前に繰り返し現れる茶色い瞳の青年はだれ?白髪の老人がじっとそそいでくるまなざしの意味は?かつて若者が身を投げた塔の窓に映る謎の影、寮母が語る遠い日の心ときめく思い出…
(312) サキの家族は家の改装のため古びたビルの一室に一ヶ月だけ暮らすことになります。 部屋のタンスの中で見つけた変わった帽子。 飼っている鳥が逃げたので追いかけて階段をのぼっていくと、そこで出会った女の子もそっくりな帽子をかぶっていたのです…
(291) これ、今月ぜひ読もうと思っていました。 最近ぐっと冷え込むようになって、ぴったりの時期に読めました。中学生の少女爽子が主人公です。 爽子はある日素敵なたたずまいの二階家を見つけます。 そこは「十一月荘」と名前でした。十一月荘からの帰り道…
(182) まず特徴ある表紙が目に飛び込んできます。 異国風の少女が二人。双子みたいにそっくりです。 夢見るようなトロ〜ンとした、うっとりした大きな目が印象に残ります。 一人の子は手に水色の石のようなものを持っています。 最後まで読むとこの絵が本…
(180) 高楼方子さんの著書は絵本も児童書も多数あってタイトルだけ知っているものが多かったのですが、読むのは初めてでした。 『時計坂の家』というタイトルが素敵!とてもわくわくします。主人公は12歳のフー子。 いとこのマリカから7年ぶりに手紙が届…