はぴの本棚

2003年からの読書日記

小さな幸せをひとつひとつ数える

 

皇后美智子さま安野光雅谷川俊太郎などを手がけた絵本編集者が贈る幸福論。大好きな32冊の絵本を切り口に生きることの希望を語る。

 

末盛千枝子さんの絵本に関するエッセイ。

東日本大震災後に書き始めたものだそうです。

これまで何冊か読んだものもとてもよかったですが、本書はタイトルからまず素敵。

予想通り、共感既読の絵本は再読したくなるし、未読の絵本は気になって読みたくなる・・・うれしい悲鳴(笑)する文章がたくさんありました。

子どもの時の絵本体験も楽しかったですが、大人になってからはさらにじっくり味わえる気がします。

 

 

(読みたい)

『かぜのでんわ』いもとようこ作・絵

『ひみつ王国 評伝石井桃子』尾崎真理子著

『ねずみ女房』R・ゴッデン作、W・P・デュボア画

『ピーターのいす』E=ジャック=キーツ

『ふゆねこさん』ハワード・ノッツ作・絵

 

(再読したい)

『あさになったのでまどをあけますよ』荒井良二作・絵

『よあけ』ユリー・シュルヴィッツ作・画 原本も確認したい!

『ゴールディーのお人形』M・B・ゴフスタイン作