はぴの本棚

2003年からの読書日記

ムーミンパパの思い出 (新装版) (講談社青い鳥文庫)作者: トーベ・ヤンソン,小野寺百合子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/09/12メディア: 文庫この商品を含むブログを見る

自由と冒険をもとめて、みなしごホームを抜け出したムーミンパパ。
発明家・フレドリクソンやスニフの父・ロッドユール、スナフキンの父・ヨクサル。
旅先で出会った最高の仲間たちとともに「海のオーケストラ号」で大冒険へ!
波乱に満ちた青春時代を、ムーミンパパみずから「思い出の記」につづります。
ムーミンママとの運命的な出会いも! 
山本容子先生の巻末エッセイ付き。

ムーミントロール達と一緒に「思い出の記」を聞かせてもらっているような気持ちで楽しめました。
私がなんとなく思っていたムーミンパパのイメージ(物静かで落ち着いた感じ)とはちょっと違っていたかも。


捨て子だったこと、みなしごホームを逃げ出してからの冒険の数々、スニフの父、スナフキンの父、ムーミンママとの出会いなど、ムーミンパパの青春時代を知ることができてよかったです。
パパはムーミン谷に落ち着いてからもずっと冒険心を持ち続けているんでしょうね。


スナフキンとミイはきょうだい?
ニブリングに連れて行かれたヘムレンおばさんのその後の劇的な変化には驚きましたが、面白かったです。


ムーミンシリーズも残りあと3冊。
ゆっくり味わって読んでいこうと思います。