川上弘美
(578)(579)川上弘美さんが書いた初の長編ファンタジーということで期待大で読みました。 酒井駒子さんの絵が物語の雰囲気にぴったりでした。 小学校四年生のさよは、母親と二人暮らし。離婚した父とは、以来、会っていない。 ある日、町の図書館で『七夜…
(70) 川上さんの小説はいくつか読んだけれど不思議な話が多くて、正直ついていけないと思ったこともありました。 でもこの本は全然そんなことなかったです。センセイと月子さんのかもし出す雰囲気がすごく好きでした。 切なくてちょっとほろりとしてあったか…
(21) かなり不思議な話が淡々と、さも普通の出来事のように語られているのがなんともいえず面白かったです。 短編はどれもよかったけれど、「中くらいの災難」と「ぺたぺたさん」が好きでした。 山口マオさんのイラストもいい味を出していました。 なんだか…