はぴの本棚

2003年からの読書日記

魔女の宅急便 (福音館文庫 物語)作者: 角野栄子,林明子出版社/メーカー: 福音館書店発売日: 2002/06/20メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 72回この商品を含むブログ (49件) を見る

ひとり立ちした魔女の子キキが、新しい町ではじめた商売は?相棒の黒猫ジジと喜び悲しみを共にしながら、町の人たちに受け入れられるようになるまでの一年をさわやかに描いた物語。


私が子どもの頃は単行本で3巻くらいまで読んだはず。
あとはジブリのアニメが好きで繰り返し見た記憶が残っていたくらいでした。
実写映画化もされると話題だったのもあり、長女と一緒に読もうと今回福音館文庫(全6冊)を少しずつ購入しました。
新たに出た角川文庫版と福音館文庫とどちらにしようかかなり迷いましたが、さし絵の多いこちらに決定。
本音を言えば私が欲しかったんですが(笑)夏休みの読書感想文の宿題にも役立つかなと・・・


キキとジジに再会できたのがとても懐かしくうれしかったです。


印象に残ったのは独り立ちして1年が経ち成長したキキが両親のもとへ里帰りする場面でした。
キキの気持ちに感情移入するより、大人の目線で読んでいたようです。
パン屋のオソノさんや両親の年齢に近いから読み方が変わってしまったのかも。


キキとジジは小さい頃からの付き合いなのでお互いのことをよく理解している様子が色々な場面で感じられました。
大人になると別れてしまうのかもしれないけれど、とてもいいパートナーだなと思いました。

2巻以降も少しずつ読みたいです。