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2003年からの読書日記

すべてがうまくいく 上気元の魔法[CD付]作者: 斎藤一人出版社/メーカー: ロングセラーズ発売日: 2012/03/12メディア: 単行本 クリック: 27回この商品を含むブログ (3件) を見る

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母が借してくれた斎藤一人さんの本。
この方の本は文字が大きいのであっという間に読めます。

「上機嫌」ではなく「上気元」と書くのはこの字の方が上気元らしいからだそうです。
人の機嫌には上気元、中機嫌(機嫌がいいときもあれば、悪いときもある人)、不機嫌がありほとんどの人は中機嫌と不機嫌だそう。
普通の人は中機嫌というのはそうだと思ったし、自分もその中に入るはず。


人は放っておくと不安を感じるようにできているというのは面白いと思いました。
人類がたどってきた歴史からもあるんでしょうね。
生きていくにはやることが山ほどあった時代には、忙しく動いているうちに心にある不安というのは消えていくなんて・・・考える余裕がないともいえるけれど、確かにそうかも。

現代で上気元でいるには自分の意思が重要というのも納得でした。



印象に残った文章です。

>楽しいから、笑顔になるんじゃない
楽しくなりたいから、笑顔にするんです

逆の発想でなるほどと思いました。


>どんなに周りが不機嫌でも
自分ひとりでも「上気元」でいる

これは負の感情に振り回されないということだと感じました。
かなり難しいけれど、できたら素敵。


昨日見たNHKのテレビ番組「地球イチバン」でブータンが紹介されていました。
番組を見て感じたこととこの本の内容は重なる部分があるように思いました。
幸せとは、「自分の心で感じるもの」なんですね。

天国言葉を意識して不機嫌になりそうなときこそ自分をコントロールしたいと感じました。
自分で自分をほめる、はやっているつもりだけれど、これからも意識的にやっていきたいです。