はぴの本棚

2003年からの読書日記

台所あいうえお作者: 山本ふみこ出版社/メーカー: バジリコ発売日: 2006/07メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (6件) を見る

時々読みたくなる山本ふみこさんのエッセイ。
台所仕事の「はじめの一歩」が紹介されています。

あ〜おまであり、基本のきから少しずつ難易度が高くなっているよう。

例えば「あ」の項は包丁など基本の道具の紹介からだしのとり方、味噌汁の作り方、ご飯の炊き方など。

「い」の項は青菜のおひたし、きんぴらごぼう、計量について、野菜の保存方法など。

「う」の項は魚のおろし方、汁物、基本調味料など・・・といった感じです。

読み終えるとなぜか料理上手になったような気がする(笑)のもうれしかったりします。



中でも味噌汁についての考え方が素敵だと思ったのでちょっとメモ。

>味噌汁は、大事。
日本人のからだと、暮らしと、こころにぴったりのたべものです。
朝、ごはんを食べるゆとりがなくても、味噌汁だけすすって出かけるとしましょう。
煮干しと昆布、味噌。実。
味噌汁には、いろんな「大事」が、つまっています。




切干大根の炊きこみご飯、白菜の中華風漬けもの、茶わん蒸し、鶏の香味焼き、かき揚げ、子ども達と作るコロッケ・・・
早速作りたくなったレシピもたくさんありました。

レシピ意外にも料理のコツや考え方、ちょこっと添えられたイラストも和む素敵な料理ノートです。