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2003年からの読書日記

ネシャン・サーガ〈3〉裁き司最後の戦い作者: ラルフ・イーザウ,佐竹美保,酒寄進一出版社/メーカー: あすなろ書房発売日: 2001/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見る

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ネシャン・サーガシリーズの第3巻、最終巻です。
一冊がとにかく分厚かったし期間を空けて借りたので残念ながら前の話をかなり忘れていました。
とにかく長かったというのが正直な感想です。

この3巻は第七代裁き司のゲシャンことヨナタンが仲間と共にバール=ハッザドを倒す最後の物語です。
世界に散らばる6つの紅の目を破壊しなければ、世界は彼の支配する闇の帝国テマナーに飲み込まれてしまいます。
ヨナタンとその仲間達は様々な苦難を乗り越えていくのですが・・・

今まで出てきたキャラクターが総登場します。
私は読む期間がかなり開いてしまったのでこれは誰だっけ?と考えることが多く楽しみが半減してしまった感じがします。
ピンチの連続ですがなんとか目を破壊し、最後はハッピーエンド。
<涙の地>ネシャンは、<慰めの地>メシェレムに生まれ変わります。

登場人物ではギンバールとディン=ミキトが好きでした。
ヨナタンはなんだか立派すぎてあまり感情移入できなかった気がします。
また、この話は聖書を下敷きにしてるようで私には?な部分がけっこうありました。

前読んだ『盗まれた記憶の博物館』の方が読みやすかったかも。


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たばぞう > 去年、3冊とも読みました。人気のある作品のようですが、去年名作と言われるファンタジーを読んだ中では、パンチはいまひとつ・・・という感じでした(笑)。私も「盗まれた・・・」の方が読みやすかったです。 (2003/08/03 01:44)
トントン > 私も長かった割にはいまひとつだったような気がします。最近たくさんファンタジーを読んでるからかなあ・・・ (2003/08/03 21:29)
咲久羅 > 確かにこの作品長いですよね;そして私もヨナタンに感情移入できませんでした。私はこの作品がいまいちで『盗まれた記憶の博物館』よんでいないのですが、これよりも面白いならよんでみようかと思いました(笑 (2003/08/03 21:38)
トントン > 咲久羅さん、こんばんは。「盗まれた記憶の博物館」は上下巻の本ですが、「ネシャン・サーガ」よりは短いので読んでみてくださいね。双子の姉弟が主人公です! (2003/08/04 18:23)