はぴの本棚

2003年からの読書日記

オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)作者: アガサクリスティー,山本やよい出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2011/04/05メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (28件) を見る

真冬の欧州を走る豪華列車オリエント急行には、国籍も身分も様々な乗客が乗り込んでいた。
奇妙な雰囲気に包まれたその車内で、いわくありげな老富豪が無残な刺殺体で発見される。
偶然乗り合わせた名探偵ポアロが捜査に乗り出すが、すべての乗客には完璧なアリバイが……
ミステリの魅力が詰まった永遠の名作の新訳版。

海外版のポアロも好きでよく見ていましたが、この本を手に取ったきっかけは、先日テレビ放映された三谷幸喜版『オリエント急行殺人事件』です。
日本版ポアロ役が大好きな野村萬斎さんというミーハーな理由で(笑)今回原作を読んで予習。
図書館で借りたのですが、あれ?同じ表紙画像が見つからない・・・期間限定カバーだったようです。

想像していなかった結末に驚きました。
本当にそれでいいの?と思ってしまったけれど、ポアロの名推理はさすがですね。
テレビではどのように描かれているのかますます楽しみになってきました。

有栖川有栖さんの解説もよかったです。
ミステリ初心者なので私はラッキーだったのかも。
ポアロシリーズで読んだのは『アクロイド殺人事件』だけなので、これから少しずつ手に取りたいと思いました。