はぴの本棚

2003年からの読書日記

あな吉さんの 人生が輝く! 主婦のための手帳術作者: 浅倉ユキ出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2011/10/16メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 133回この商品を含むブログ (9件) を見る

★★★★
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あな吉(浅倉ユキ)さんのゆるベジ料理本は何冊か持っているんですが、手帳術の本にも興味があり購入してみました。
ゆるベジ料理のお仕事と手帳術がどうやって繋がるのかな?と思ったけれど・・・

>実は手帳術とは、いつもの暮らしのあれこれを、遠回りせず、ムダなく行うために、「暮らし方をレシピ化すること」なのです。

なるほど!


主婦のための手帳術の基本のルールは3つだそう。

1 やるべきこと・やりたいことをすべてフセンに書いて、手帳に貼る
2 スケジュールからベストタイミングを見つけ出して、1を実行する
3 そのために必要な資料をすべて、手帳にファイルして持ち歩くようにする

シンプルなのが一番なのかもしれません。


>わたしたち主婦の生活にとって、日時を固定できる行事=つまりスケジュール化できることなんて、むしろわずか。

スケジュール化できないたくさんの小さな用事が多いというのは本当にそうでここがビジネス手帳と違う大きな点だと思いました。
そこでフセンを活用する必要が出てくるんですね。

この本でおすすめしている手帳はA5サイズ。
私自身文庫本サイズの手帳をここ数年続けていたのでずいぶん大きい気がしたし、持ち歩くのも大変そうだなというのが最初の印象でした。
でも、子どもがもらってくる学校のお便りなど色々な書類ってA4サイズのものがほとんどで半分にすればすぐ綴じられるのは便利。
それにフセンを重視するあな吉さんの方法ではやっぱりある程度の大きさがいるということなんでしょうね。
月刊スケジュールと週間スケジュールをリンクさせて、すきま時間を見つけ、フセンを落とし込んで1日の段取りを立てるという方法はとてもいいと思いました。

情報を手帳に一元化して持ち歩けるノートパソコンにするという考え方もいいなと思いました。
最近はスマートフォンも普及してきたけれど、あな吉さんによれば主婦の手帳はスマートフォンに一元化できないということ。
チラシ類や学校からのプリント、習い事のスケジュールなど全てをスキャンしてPDF化して・・・というのは確かに大変そう。
反対にスマートフォンやパソコンで見た情報を手帳に書き写すのは簡単というのは納得。
もっとスマートフォンが便利になったら変わってくるのかもしれないけれど、こういうアナログな方法が私は好きです。

本を読み終わったらわくわくしてきて早速A5のシステム手帳など一式を購入しました。
バインダーやスリムパンチなど最初の出費はけっこう大きかったけれど、使い続けることを考えればそうでもないかな。
やることシートは自作できたし、フセンPADはお気に入りの絵ハガキでメモページは余っている便せんを使って作れました。
週間スケジュールや月間スケジュールはとりあえず市販のものを購入しましたが、無料でダウンロードできるサービスもけっこうあるし、作ろうと思えば自分でもできそう。
まずは1年この方法で試して自分のものにしていきたいです。
本のタイトルにある輝く人生になればいいなと思います。