新・片づけ術「断捨離」作者: やましたひでこ出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2009/12/17メディア: 単行本購入: 21人 クリック: 300回この商品を含むブログ (161件) を見る
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「断捨離」を考案し、2000年頃からクラター(ガラクタ)・コンサルタルトとして全国各地でセミナーをされているやましたひでこさんの本です。
ブログもあるので参考になりそう。
以前読んだ川畑のぶこさんの本の感想はこちら。
http://d.hatena.ne.jp/lovelyplace923/20110118
川畑さんはややソフトな語り口でしたが、著者のはさらにすっきりと歯切れがいい印象。
断捨離は文章にも表れるのかもしれませんね。
主役はモノではなく私、時間軸は今。
モノと自分との関係を問いかけながら今必要なものを絞り込む作業が断捨離で、整理整頓はモノを絞り込んだ後からじゃないと難しいというのは理解できました。
「捨てられない人」の3タイプ(現実逃避型、過去執着型、未来不安型)は当てはまる部分がありドキッとしました。
私は過去執着型と未来不安型の複合タイプかなと自己分析。
>自分が自分をどう扱っているか、がすべて。
それが最初にあらわれるのがモノの次元なのですから、モノとの関係をより良くしていったら、全てが変わっていくんですね。
人との関係も変わる。
モノとの関係が人との関係も変えるというのはとても興味深かったです。
断捨離をする上で難しいの家族や同居人のモノをどうするかも悩みの一つですが・・・
>まず他人のことは置いておいて、自分のモノの片づけを楽しんでやることです。
人のモノは勝手に捨てたらいけないこと、自分のご機嫌な姿を行動で示して家族に伝染させるというのはいい方法だと思いました。
本を読んでから少しずつ断捨離を実行していますが、これほど必要のないモノをため込んでいたのかとびっくりしています。
ナマズとか、便秘とか、腐ったハムとかひからびたハムとか(笑)ため込んでいる状態と例えた表現を面白く読みましたが、ますますやらなきゃ!と思わされました。
どうしても趣味の本は減らすのが難しいのが悩みですが、少しずつ時間をかけて厳選していきたいです。
>モノ減らし=片づけを徹底すれば、整理・収納すら要らないのです。
引っ越しまであと1カ月半ほど。
この境地になるにはだいぶかかりそうですが、理想は高く!楽しみながら断捨離に励みたいと思います。