はぴの本棚

2003年からの読書日記

銀の船と青い海作者: 萩尾望都出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2010/10/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (4件) を見る

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古いものは1974年、一番新しいものは1991年。
過去に発表された詩や童話、美しいカラーイラストなどが28収められています。


萩尾望都さんは有名な漫画家だということだけは知っていましたが、読んだのは初めて。
それなのにイラストを見ると懐かしくてなんとなく記憶にあるのが不思議でした。
子どもの頃、気づかずに目にしていたのかもしれません。


美しいけれどちょっと不気味で怖い感じの「食肉花」「人形の館」、エッセイ風の「オルゴール」「賞子の作文」などバラエティに富んだ作品が楽しめました。
「銀の船と青い海」「花のお茶会」「アフリカの草原」が特に印象に残っています。
萩尾望都さん、引き出しの多い作家さんですね。
今度は漫画でぜひ読んでみたいです。