はぴの本棚

2003年からの読書日記

モノを捨てればうまくいく 断捨離のすすめ (DO BOOKS)作者: 川畑のぶこ著,やましたひでこ出版社/メーカー: 同文館出版発売日: 2009/12/03メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 7人 クリック: 131回この商品を含むブログ (76件) を見る

(523)
今話題になっている断捨離の本です。
図書館に予約していたのがやっと回ってきました。
3月に引っ越し予定なのでそれまでに読めてよかった!


「断捨離」という言葉、漢字を見ているだけでなんだか難しそうだと思ってしまいがちですが、もともと断行、捨行、離行という心の執着を手放すヨガの行法哲学だそう。

>断捨離とは「不要・不適・不快」なモノを断ち、捨て、離れること、その過程の中で「モノと自分との関係を問い直すこと」。
もう少し簡単に言えば「今、自分の手元、周囲にあるモノは、本当に今の自分に必要なのか?」と考え、行動することです。


断捨離は自分と向き合うというのが特に重要なポイントのようです。


ドキッとしたのは、モノが多すぎるとエネルギーが漏れるという部分。
本を読みながら少しチェックしてみただけでたくさんの使っていないものが見つかりました。
これまでたくさんエネルギーが漏れていたかも・・・怖いです。



>片づけは「かたをつける」こと、言い換えれば、使わないモノと決着をつけ始末をするということです。

片づけは収納(所定の場所にしまうこと)でも掃除でもないこと。
つい同じことだと思っていましたが違うんですね。
片づけにはまず捨てること、というのも衝撃でした。



モノが捨てられない理由の7つが紹介されていましたが、私もたくさんあてはまります。

1 「もったいない」から
2 「捨ててはいけない」と教えられてきたから
3 「もしかして」「いつか」使うかもしれないから
4 高かったから
5 人からもらったものだから
6 思い出の品だから


ものは食品と違って腐らないというのが分かりにくいところ。
本の中で何度も書かれていますが「捨てる」とは選択・決断すること。
もったいないという気持ちは大切だけれど、自分の中でどこまでをよしとして線引きをするかがポイントかな。


捨てる基準は2つ。

1 使うか「今の自分」にとって必要・適切・快適か
2 使わないか「今の自分」にとって不要・不適・不快か


「使えるか・使えないか」ではなく、「使うか・使わないか」で分けるのはなるほどと思いました。



苦手エリアはエネルギーがいるので後回しにというのもいいです。


>「リデュース・リユース・リサイクル」にプラスして「リフューズ(断る)」がこの時代に求められるものではないでしょうか?


総量規制、究極の質問の項目も読んで納得。


収納の本、片づけの本、これまでもいくつか読んできましたが、頑張るのは最初だけっていうのが多い私。
今回はどうでしょうか?
一気には無理ですが、自分がどんな生活を送りたいか?常に問いかけながら断捨離を続けていきたいです。