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2003年からの読書日記

ちょっと話してみました作者: 船井幸雄,浅見帆帆子出版社/メーカー: グラフ社発売日: 2003/10メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る

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船井さんと浅見さんが好きな母に借りました。
1933年生まれの船井さんと1977年生まれの浅見さんの対談集です。
お二人は通じるものがあるようで、とても話が弾んでいる感じ。


1  人生の大半の出来事は、決めて生まれてきた
2  「死」とは何か?
3  あの世のようなこの世にしたい
4  人の使命について
5  直感で選ぶとは
6  成功の三大法則ー素直、勉強好き、プラス発想
7  意識と波動
8  こうすれば、正しく上手に生きられる
9  地球がもたなくなっている
10 真実を知る人がたくさん出現してきた
11 結婚、男女間、子育てについて
12 本物を見分ける
13 霊の話
14 宗教について
15 これから先の希望、目標について

出版されたのは2003年。
内容はカルマの話や見えない世界、意識と波動など漠然としているものも多いのですが、今はスピリチュアルとかTVなどでもよく取り上げられているので、特に難しく考えず読むことができたのはよかったなと思います。

興味深かったのは魂が胎児に入る時期はいつか?という話。
船井さんによると受胎した時ではなくて、妊娠6ヶ月くらいから10ヶ月の間に入るのが多いとのこと。
母がずっと疑問だったと言っていて、私もそうかもしれないなと思いました。

あと地球がもたなくなっているという章が気になりました。
前々から言われていることだけれど、これは確かにそう。
地球温暖化や自然災害の多発で環境のことがだいぶ真剣に考えられるようになったけれど、この本を読むともっと急いで対策をしないと間に合わないのでは?と思ってしまいました。

初めて知ったのは地球の電磁気場の周波数(シューマン振動波)がどんどん上がってきているということ。
1984年までは7.8ヘルツだったのが1993年には8.6、1997年1月には10.1、同じ年の8月が12.9、2001年に13、2003年(本の出た年)2月は13.1ヘルツくらいらしいそうで、専門家の予測では2006年に16ヘルツ2012年には21ヘルツに上がるだろうというのには驚いてしまいました。
16ヘルツ以上になるとほとんどの人たちは頭の状態がおかしくなると考えられているというのも怖いです。
(人間の心の波長と合わないからというのが理由らしい)
振動数についていけるようにするためにはエゴを取らなくてはいけないというのは納得する話でした。

それに加えて太陽系がフォトンベルトに突入したというのも初めて知りました。
地球や地球を取り巻く宇宙が大きく変わりつつある現在。
変わる直前は、人間にこのままではいけないと気づかせるために悪いこと、嫌なことが出てくるという話も分かる気がしました。
船井さんが2012年くらいまでに大きく変わらなければ大変だと話していて、あと5年なんですよね・・・地球の未来がどうなるかすごく気になってしまう内容でした。

こう書くと堅苦しいことばかりのようですが、そうではなくて楽しめる部分もあるので興味のある方は手にとって欲しいです。