はぴの本棚

2003年からの読書日記

まほろ駅前多田便利軒作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/03/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 114回この商品を含むブログ (374件) を見る

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図書館で予約していたのですが、どんな理由で借りようと思ったのか思い出せず・・・
『風が強く吹いている』を借りるつもりが間違えたかな?

まほろ市で便利屋を営む多田のところに転がり込んできた高校時代の同級生行天。
高校時代は全く言葉を発することのなかった行天だったが・・・
二人のちょっと変わった共同生活が始まります。

軽い話かなと思っていたら読んでいるうちに多田と行天の過去が語られて、痛いところもある小説でした。

人とかかわるのは面倒でややこしい部分も多いけれど、逆に楽しいこともあって、ふと誰かの言葉で救われることもある・・・
なんだかそんなことを考えながら読み終わりました。

印象に残った言葉。
>「〜愛情というのは与えるものではなく、愛したいと感じる気持ちを、相手からもらうことをいうのだと」

イラストは特になくてもよかったかな。
ちょっとかっこよすぎ(笑)
登場人物を想像するのが好きなので、そう思っちゃいました。

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じょせ > こんにちは。
確かに挿絵の二人はかっこよすぎですね。私も「愛情というものは与えるものではなく」という言葉が好きです。なんだか絵の二人が言うと様になるかなとは思いましたが。。。 (2007/07/17 16:22)
まゆ > 私もその言葉が印象に残っています。「風が〜」ほどのインパクトはないんだけど、忘れられない物語です。 (2007/07/17 20:18)
トントン > じょせさん、こんにちは。挿絵はやっぱりかっこよすぎですよね^^でも様になるというのはなるほど〜と思いました。この言葉も心に残りましたよね。
>まゆさんも印象に残っている言葉だったんですね。『風が〜』のインパクト気になります。未読なのでぜひ読んでみたいです。 (2007/07/18 14:34)