はぴの本棚

2003年からの読書日記

yom yom(ヨムヨム)Vol.1発売日: 2006メディア: ?この商品を含むブログ (1件) を見る

(305)
新創刊された雑誌です。
新潮文庫のキャラクターのYonda?パンダの真っ赤な表紙がとってもかわいい。
文庫についている応募券も同じようについているし、つい買っちゃいました。

こういう雑誌の魅力は未読の作家の作品に多く触れられることですね。
執筆陣がすごい方ばかりで読んだ人は誰でも一人は好きな著者が見つかる感じです。

私が楽しみにしていたのは梨木さんの読み切り小説「家守綺譚 クスノキ オオアマナ 露草 サナギタケ サギゴケ 梔子」
あの世界の続きが読めるのがとてもうれしくて・・・期待通りでした。
恩田陸さんの「楽園を追われて」はすごい吸引力。
久々の恩田作品だったけど一気読みでした。
阿川佐和子さんの「優美」川上弘美さんの「長い夜の紅茶」も印象に残りました。

エッセイでは山本文緒さんの「ご飯とお菓子」が興味深かったです。
読書は自分にとってご飯かお菓子か?なんてあまり考えたことがなかったので、(私にとってはややご飯の割合が多いかなぁ。)面白かったです。

特集はアメリカの小説をヨムヨム
「翻訳小説食わず嫌いにとりあえずおすすめしたい何冊か」で紹介されている6冊のうち自分が3冊も読んでいるのにびっくり。

ちなみに読んだことがあったのは『アルジャーノンに花束を』『体の贈り物』『停電の夜に』でした。
どれも本プロで目にしたり、紹介していただいた本ばかり。
翻訳小説が苦手だったのを少しずつ変えられたのはまさに本プロのおかげです。

未読の『西瓜糖の日々』『町で一番の美女』『スペシャリストの帽子』も手に取ってみようと思いました。

連載ではいしいしんじさんの遠い足の話(今回は香川県直島町)と三浦しをんさんのもよかったです。

今回だけにしようと思っていたのにまた次も買っちゃいました。
特集が「石井桃子」で育った人たち なんですから^^

                                                                                                                                                              • -

らむ > こんにちは。らむと申します。
忙しくてなかなか本が読めず本プロにはしばらくご無沙汰でした。皆さんの感想は読んでいるのですが・・・。
最近本屋さんにもご無沙汰なのでこんな雑誌が出ているなんて全然知りませんでした。
しかも、梨木さんに恩田さんの作品!!
さっそく、通販で注文してしまいました。2も併せて!
少し前から「本読みたい病」が再発しているので^^;;
忙しいのにもかかわらず、読みふけってしまいそうです。
いい雑誌のご紹介ありがとうございます。
読んで感想アップする時間があるとよいのですが・・・。 (2007/04/13 20:41)
トントン > らむさん、初めまして♪私もこの雑誌は本プロで教えていただいたような^^ほんと豪華執筆陣ですよね。好きな方の作品はもちろん、初めて読む方もいたりでわくわくする読書タイムでした。1.2合わせて注文したんですね。届くのが楽しみですね〜^^ (2007/04/14 05:54)