愛の話 幸福の話作者: 美輪明宏出版社/メーカー: 集英社発売日: 2002/06/26メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 60回この商品を含むブログ (47件) を見る

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母から借りました。
本を読む前に漠然と持っていた美輪さんの印象は、意志が強くてずばずば物事を言う人、舞台がすごいらしいというくらいでしたが、読んだ後でだいぶ印象が変わりました。

かなり苦労をして自分の道を切り開いてきた努力の人なんですね。
機会があれば美輪さんの舞台を見てみたいと思いました。

この本は女性誌「ＭＯＲＥ」に連載されていたものだそうで、ちょっと若い女性向きの感じはしますが、文章はスパッと切れがよくて読みやすいです。
でもどの言葉も納得できるし、愛にあふれています。

第一章　人が人を愛する意味
第二章　上質な女になる
第三章　今、あなたに足りないのは美意識
第四章　強い心を手に入れる
第五章　現代をラクラク泳ぐ知恵

瀬戸内寂聴、及川光博、池辺晋一郎との対談もあり、楽しめました。
気づいたらかなりたくさんの付箋をつけていてびっくり。
『風紋』の後じゃなかったら星５つつけてたかもしれません。

心に残ったのは本の中でも何度も出てくる「文化を持つ」こと。
それは映画、絵画、音楽、文学、演劇など美に触れる生活を心がけることで、精神と肉体を美しく健康に保つ栄養になるとのこと。
すごくいいなと思いました。

あと人間が無事に一生を終えるための５つの条件も興味深かったです。

1　色情に狂わないこと
2　口から入れるものに気をつけること
3　金銭感覚を失わないこと　
4　約束ごとを守ること
5　対人関係は腹六分でつきあうこと

だそうで、それぞれに詳しい説明も書いてあります。

文庫化したら手もとに置いておきたいなと思いました。

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ケイ ＞ こんばんは。文化を持つ、、そうですね。心も体も洗われるような美しいものに触れると、それだけで幸せなんだろうなあと思います。五つの条件。なかなか厳しいですね。上質な女。。なかなか厳しい価値観の方ですねぇ。でもこの本の中のことを全部出来なくても心にとめておくと、きっと毎日が違ってきそうです。2はつくづくそう思いますが、くいしんぼうの私です。あはは☆だめですよね。。真面目な忠告で、その通りですねぇ。またおじゃましますね。。 (2005/12/09 23:33)
トントン ＞ ケイさん、こんばんは♪美しいものに触れる生活、心に留めておきたいなと思う言葉でした。補足なんですが、この５つの条件を述べる前には、太く短く生きるのも細く長く生きるのもその人の自由でという注意書きがあったんです。それでもし無事に一生を過ごしたいと思う人へのアドバイスは・・・ということでこの条件が述べられていました。私の説明よりは読んでもらう方が早いかもしれません＾＾機会があれば手にとってみてくださいね。 (2005/12/10 22:05)
ゆんゆん ＞ トントンさんこんばんは。是非読んでみたい！とトントンさんの日記を読ませていただいて思いました。なかなか厳しい条件の気がしたのですがなるほどとうなずく私がいます・・・ (2005/12/11 21:38)
トントン ＞ ゆんゆんさん、こんばんは♪私の感想ではうまく伝えられていないところも多々あるんですが、読んでみたいと言ってくださってうれしいです。厳しいことも書いてありますが、分かりやすいし何より愛にあふれている感じがしましたよ。ゆんゆんさんの感想もぜひ読みたいです。機会があれば手にとってみてくださいね。 (2005/12/11 22:58)
キイロイトリ ＞ トントンさんこんにちは。美輪さんって何かオーラを持っている方でこの本もすごく興味あります。「文化を持つ」素敵な言葉ですね。五つの条件の中でケイさんと同じく２に気をつけなくては、と思いました。食べるの好きなので。いつか読んでみたいです♪トントンさんの紹介されている本は読んでみたいばかりでいいなぁって思ってます☆ (2005/12/12 13:52)
すもも ＞ トントンさん、この本、さっそくメモしました。それにしても、トントンさんのお母様、良い本をたくさんご存知ですね。お母様は本プロには参加されないのでしょうか(^^) (2005/12/12 15:38)
トントン ＞ キイロイトリさん、こんばんは♪これを読んだらますますオーラをびしばし感じると思いますよ（笑）「文化を持つ」本当にいい言葉ですよね。2は私も気をつけないといけないなと思いました。いつか読んでみてくださいね！キイロイトリさんにはいつもレスいただいてうれしいです。私もキイロイトリさんのところで色々な本をチェックさせていただいてますよ＾＾読みたい本がますます増えていってます。
＞すももさんの感想も楽しみに待っていますね。母が本プロですか〜パソコンがかなり苦手なのでちょっと無理そうですが、それとなく声をかけてみます（笑） (2005/12/12 21:53)
あっちゃん ＞ トントンさんこんにちは！私はこの本は買いましたよ・いつも手元に置いています。苦しい時・悩んだ時、どこかページを開けたら、自分なりの答えを出せますよ。ぜひお買い求めください。高いですけど（＾＾； (2005/12/15 17:46)
トントン ＞ あっちゃんさん、こんばんは♪いつも手元にあるのはいいですよね！とても素敵な本に出会えてよかったと思いました＾＾ (2005/12/15 21:53)
ちゃこたろ ＞ トントンさん、こんばんは♪この本とっても良さそうですね。読んでみたくなりました。美輪さんの「黒蜥蜴」映画化されているやつ観てみたいんです。どっかでリバイバル上映してくれないかなぁ。トントンさん、お母様と読書仲間ってすごく羨ましいです（＾＾）うちの母は詩集と哲学書しか読まない人なので仲間になれない。。あと、薦められた本で「三太郎の日記」っていうのがあるんですが、開いたことないのでどんな本なのかも知らない。いい本だから読めって言われているんですが。。どんな本なんだろう？？ (2006/01/17 00:41)
トントン ＞ ちゃこたろさん、こんばんは♪「黒蜥蜴」映画化されてるんですね！私もぜひ観てみたいです。ちゃこたろさんのお母様は詩集と哲学書しか読まないんですね〜すごいけれど仲間になるのはたしかに難しそうですね。「三太郎の日記」ちょっと調べてみたら阿部次郎さんという方の本みたいですね。アマゾンには若き詩人哲学者の評論感想集〜と書いてました。ちゃこたろさん読む機会があればぜひ感想書いてくださいね♪ (2006/01/17 21:26)