はぴの本棚

2003年からの読書日記

蒼穹の昴(上)作者: 浅田次郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 1996/04/17メディア: 単行本 クリック: 15回この商品を含むブログ (52件) を見る

(60)
最近本を読む時間が取れず不満いっぱいの日々でした。
この本も一気読みすることが難しく図書館で何度か連続で借りてやっと読めました。
途切れ途切れで読んだのと中国の歴史についてあまり詳しくなかったことから評価はちょい低め。
でも十分楽しめました。

主人公は貧しい暮らしをしている李春雲(春児)。
糞拾いでなんとか日々暮らしている状態です。
ある時、星読みの婆に「将来帝の側に仕えることになり宝を手に入れることになる」とのお告げを受け希望を得ます。
また義兄弟の梁文秀も同じく「進士の試験に合格して宰相になる」と言われ人生を歩み始めます。

とにかく物語が壮大で重厚な感じがしました。
でも最後の方で春児のお告げに関する衝撃の事実が分かり・・・

世界史を専攻してなかったからかな?さっぱり理解できないところもありました。
西大后とか科挙の試験はなんとか知ってたけれど、宦官のことは全然知らなかったので壮絶だなあとびっくりしました。
無知って怖い。
でも本を読むことで興味を持つことができるのはいいことだと思います。

浅田次郎さんの本は『鉄道員』以来久々ですが読んでよかったです。
下巻もすぐには読めないだろうけれど期待できそうです。
春児のその後が気になります。





                                                                                                                                                              • -

青子 > トントンさん、下巻も凄いことになってます。春児はなんて強い子なんだろうと、自分の甘さに大反省してしまいます。 (2003/10/18 11:11)
トントン > 下巻もう一度借りようと思ったら予約が入っていて返してしまいました。しばらく待たないと・・・続きが気になります。 (2003/10/18 13:32)
青子 > わーっ、それつらいですね。早く借りられると良いですね。

ひぇー。さっき二重レスになって、一つ削除したつもりが二つとも消えてしまいました。メールは3つ届いてるかもしれません。トントンさん、ごめんなさい。m(__)m (2003/10/18 15:01)
あさこ > すごいですよね、ものすごい本を読んでしまった、と思いました。下巻は本当にいいですよ〜。読み終えて呆然としてしまいました。続きが早く読めるといいですね〜! (2003/10/18 20:37)
トントン > 青子さん、気になるのに読めないのはつらいですよ。まあ予約は一人だけだったのですぐ回ってくるとは思うんですが・・・
あさこさん、下巻は期待大ですね!楽しみに待ちたいと思います。 (2003/10/19 22:30)