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2003年からの読書日記

木曜組曲作者: 恩田陸出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 1999/11メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (56件) を見る

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以前本プロで話題になっていた本です。
古本屋で見つけたので早速ゲットしました。

重松時子が薬物死を遂げてから4年。
毎年彼女をしのんで女たちがうぐいす館に集まります。
謎のメッセージにより和やかな席は一変し・・・
とにかく最初から引き込まれました。
ページをめくる手が止まらない本はめったにないんだけれど、この本は先が知りたくてたまらなかったです。

女性たちの会話で話が進んでいきますが、ハラハラしつつ読めました。
色々な伏線がはられていて、私には最後まで真相が分かりませんでした。
またこの本に出てくる料理が全部おいしそうで、想像しては食べたくなりました。 

恩田陸さんの本は最初『六番目の小夜子』で印象が良くなかったせいかずっと避けていましたが、この本はいいなと思いました。
他のも挑戦してみたくなりました。

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さくら > 恩田さんの作品の中で一番好きかもしれません。女性同士の集まりにリアリティがあって、料理もお酒も惹き付けられました! (2003/07/12 14:56)
ありんこ > 私も本プロで皆さんが勧めていた影響で、恩田陸さんの本を何冊か読みました。これも女性ばかり出てきて、のんびり料理とか食べている割に、話してることはスゴい内容だというギャップがおもしろかったです。
(2003/07/12 15:17)
みか > ちょうど同じ時期にこの本を読んでいたみたいで、なんだかうれしくなりました。また恩田さんの本を読みたいと思っていますが、六番目の小夜子はあまりよくなったみたいですね。 (2003/07/12 15:41)
たま > これ、よさそうですね。早速読もうと思います。たくさんの方が読んでいらっしゃいますね。たのしみ。 (2003/07/12 15:56)
あさこ > お料理がおいしそうですよね!女同士の雰囲気が出ていて好きでした〜!! (2003/07/12 16:03)
トントン > みなさんレスありがとうございます。女性同士の集まりってこんな感じになりますよね。本当に一気に読めました。映画化されましたが、ビデオを借りようか迷っているので観た方がいたら感想を教えてほしいです! (2003/07/12 16:46)
まゆ > 私は恩田さんの書くものはすべてオッケーという人間ですが、作品によってずいぶん趣が異なる作家さんなので、あれはダメだけどこっちはおもしろいという評価もよく聞きます。トントンさんが気に入ってくださってうれしいです。 (2003/07/13 10:08)
トントン > まゆさん、こんばんは。ほんの少ししか読んでないけど恩田さんは様々な小説を書ける方だなあと思いました。好きなのと苦手なのがあるとは思いますが、これから追いかけていきたい作家さんになりそうです。 (2003/07/13 21:17)